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グーグル、Pixel 5の隙間に「設計の正常な部分」と主張。ユーザーは不信感

 GoogleのスマートフォンPixel 5に隙間が空いている問題について、Googleはコミュニティ上で短い声明を発表。

 ユーザーの機体を調査する機会があり、工場からの品質管理データとあわせて、本体とディスプレイの間の隙間の変動が、Pixel5の設計の正常な部分であると確認した、とコメント。防水防塵に影響はないとしました。

 これまでPixel 5の隙間問題が知れ渡ると、ユーザーごとに隙間の位置や度合いが異なることもあって、防水防塵性能に問題があるか、今後利用する間にさらに隙間が空くことによって問題が生じるのではとユーザーたちが懸念を表明。reddit、xdaコミュニティにも飛び火し、海外メディアでも取り上げられていました。

 今回のGoogleの説明に対して、ユーザーたちは必ずしも満足はしておらず、返品をするとのコメントもコミュニティ上で多数寄せられています。

 Phone Arenaは、これまでのPixelスマートフォンで取り沙汰された品質問題や訴訟に発展したマイク欠陥の問題に触れつつ、Googleの言う通りPixel 5の欠陥が表面上なのか、本当に長い間防水性に問題がないのか、現時点で確かめる術はないため、後悔せずに安全を望むのであれば払い戻しを強く検討する必要があると、Googleに批判的な記事を公開しています。

 しかも返金ではなく交換するにしても、交換用デバイスにも隙間があったとする報告がある一方で、本体とディスプレイの間にまったく隙間がない個体も複数見つかっていることから、Googleの主張をユーザーが嫌悪・批判しているとPhone Arenaは分析しています。

 確かに、隙間のない個体があるのであれば、同じお金を払ったユーザーはそちらを欲しいはずです。

 Pixelスマートフォンの品質問題が改めてクローズアップされる形となりました。

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