Anker Japanは、2018年11月9日に発売した車載FMトランスミッター「Anker Roav FM Transmitter F0」 について、回収とお詫びを告知しました。
総務省関東総合通信局より電波法の定める基準値よりも高い電波強度が確認されたとの指摘を受けたとし、同製品および類似機能製品3製品、計4製品の自主回収を実施するとのこと。
- Anker Roav FM Transmitter F2
- Anker Roav FM Transmitter F0
- Anker Roav FM Transmitter F3
- Anker Roav FM Transmitter T2
総務省が公表している無線設備試買テストの令和2年度の結果において、Ankerの「Anker Roav FM Transmitter F0」 は、基準値500.0μV/mを大幅に上回る8万5506.7μV/mが検出。
Ankerはこれら製品は人体への影響や他機器破壊の危険性はないとしつつ、基準値を超える製品の使用は電波法に抵触するため、ユーザーは使用を中止し、特設窓口まで連絡するよう告知しています。
この度は、弊社製品をご愛用いただいている皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけ致しますことを
心よりお詫び申し上げます。お手数ですが、下記の特設窓口にて、製品回収およびご返金の手続きを
承っておりますので、ご連絡いただけますようお願い致します。
【オンライン受付 (24時間) 】※受付を開始しております。
https://lp.ankerjapan.com/roav-transmitter-support
【電話受付】※2021年2月16日 (火) 朝9:00より受付を開始させていただきます。
誠に申し訳ございませんが、電話番号は現在準備中のため、受付開始時刻になりましたら
Anker Japan公式サイト内プレスリリースページおよび上記オンライン受付ページに追記致します。
Anker社内調査によれば本件は、製品の開発段階において、電波法の定めるFM電波に関する基準と認証手続きについて誤った解釈がなされていたことが原因とのこと。既に製造と全販路での販売を中止、電波に関する法令再確認と法令遵守のための内部統制規則厳格化に向けた見直しなど再発防止策検討を迅速に進めているとしています。