他社に「キャリアメール」持ち運び実現へ。アハモでも利用可か すまほん!!

 総務省スイッチング円滑化タスクフォース第5回が開催、資料が公開されました。

 長年キャリアメールは本人確認を行った上で提供している信頼性の高いサービスとした上で、総務省調査では週1回以上の送信は37.1%、受信で67.7%で、移行したい割合も74.1%。今後適切と考えられる負担額等分析を行っていくことが望ましいとしました。

 事業者意見を見る限り、MVNOがキャリアメール持ち運びに対応を求めています。

 具体的に、キャリアメールを持ち運び(事業者変更)する方法として、「変更元管理方式(変更元事業者がメールボックスやメール処理等を管理する方式)」と「転送方式(受信メールのみ転送し、送信メールは変更先事業者のメールサービスを利用する方式)」の2種類が検討されてきました。

 結局、検討の方向性案では「変更元管理方式」が採用。MVNOを含めた他事業者にオープンかつ公平な仕組みに、有料サービスとする場合は利用を妨げない水準にすべきだといいます。

 開発期間は約1年を見込むことから、実現目処は2022年夏頃まで。また、MNO3社の新料金プラン(ahamo、povo、LINEMO)でもキャリアメール持ち運びの対象とすべきではないかとしました。

 各社のネット専プランは、キャリアメール含め時代遅れの無駄サービスを削ぎ落とすことで低価格を実現する、若者や高リテラシー層が待ちに待ったプランですが、総務省が示した方針に従えば、キャリアメールがこれらのプランでも利用できる可能性がありそうです。

 構成員は負の遺産となる可能性を指摘していますが、RFC違反アドレスが存在する時点で公害であり、衰退した今となっても一部地銀など必須としているサービスがあり、はっきり言ってもう既に負の遺産そのものであることから、キャリアメール自体を廃止すべきであると筆者は考えています。雑な迷惑メールフィルターのためPCからのメールを一律弾いて使う人が多いので、未だにキャリアメールを使っているユーザーとやり取りするために、未使用者が不便で出来の悪いメーラーをストレージの肥やしとして残置/稼働させることを強いられている現状があります。

 しっかりとプラスメッセージで巻き取っていればまた違った展開もあったかもしれませんが、現実はMVNOに開放すらせず、無駄なサービスが新たに増えただけであるので、このように政府に頓珍漢な政策を強いられ、延命どころかさらなる無駄なサービスが生まれてしまうわけです。本当にどうしようもないですね。

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