総務省、携帯電話ポータルサイト正式版を公開。 すまほん!!

 総務省は、携帯電話ポータルサイト正式版を公開しました。

 2020年10月に公表された総務省アクションプラン(正式名称:モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン)では、第1の柱「消費者の一層の理解促進」を行うため、国民が自分に合ったサービスを選べるよう「携帯電話ポータルサイト」を開設。

 開設当初は暫定版の位置付けでしたが、今回、デザインを大幅に刷新し、正式版へと移行したことになります。

 総務省の役人が手作りで作った感が満載の味わい深さが消えて洗練こそされたものの、内容は暫定版を踏襲しており、開設当初には開始されていなかったMNOのネット専新料金プランなどが加筆。

 なお、筆者がサイトを見た限り、現時点で誤解を招くと感じたのは、正式版移行に伴う加筆修正部分です。

 MNOブランドに対して、大手携帯会社のサービスであり、MVNOと比べてサポートが手厚い傾向があると説明する記述があります。

 しかし新たに加わったahamo、povo、LINEMOは、店舗で受付せず、ネット専用とすることでサポートコストを極限まで削減したブランド・プランです。コンセプトからわかる部分としても、契約して実際に使っている印象としても、サポートは期待できません。よって、この記述はネット専プランが増えた今、不適切ではないかと感じます。(『傾向がある』という文言から、完全に間違いとまでは言いませんが、多くの顧客が『手厚いサポート』から店舗サポートも想起するなど誤解を招くため)

 総務省は今後も内容面での更なる充実を図るとしており、改善が待たれるところです。

 携帯電話ポータルサイトについて、武田総務大臣は閣議後記者会見にて、国民の料金プラン見直しへの活用を奨励、詳細は総務省総合通信基盤局に問い合わせるよう案内しています。