HIS Mobileは、事業説明と新料金プランの発表を行いました。
新プラン「格安ステップ」
新プラン「格安ステップ」。ドコモ回線で業界最安値、1GBで590円。追加チャージ 1GBは大手1000円のところを、1GBあたり275円で追加可能に。電話代も大手の半額。+700円で5分かけ放題(部分通話定額)。
特に低用量帯で安さにこだわった新プラン。なぜなのか?MMD調べの利用データ量分布では7割が3GB以下など、背景に低用量帯の利用者が多さがあります。
音声通話需要がいらないとの声が大きく利用実態も減っているが、5分以内の国内通話を魅力に感じるahamoユーザーも多いといいます。電話を自分からかける機会が減っても、5分以内に収まる通話として、折返しの電話の機会などがあるとも。
データ通信のみ安いわけではなく、データも音声も安いと謳います。
端末を起点として乗り換え先を探す顧客向けに、オンラインショップを開設し、moto e6sやOPPO Reno5 A、iPhone 7といった新規端末の取り扱いも開始するとのこと。なおHIS Mobileとして5Gサービスの展開予定はいまのところはまだ考えていないとしています。
HIS Mobileとは
旅行会社HISの中でもMVNO、レンタルWi-Fiルーター、海外SIMといった通信事業を提供するHIS Mobile株式会社。
参入当初、強みを生かして旅行客にサービスを提供するも、旅行のタイミングと契約変更のタイミングは合わず、難しかったといいます。
しかし65カ国に支店を展開していることを活かし、訪日外国人向けプリペイドSIMで好調に。
現在数万回線の弱小。目指すところは100万、200万だが、実際やりたいのはHISグループとのシナジー、人の移動の中への掛け合わせによるソリューションといった、無線通信ならではの新しい価値の創造だといいます。
このコロナの情勢下でグループ全体の売り上げが大幅に下り、旅行に限らない事業再編をする中で、HIS Mobileが重要な役割を担っていきたいとのこと。