Appleが2022年に発売するiPhone 14シリーズでは、5.4インチモデルであるminiがラインナップされないとNikkei Asiaが報じています。
iPhone12シリーズで初めて登場した5.4インチモデル。ここ最近のスマホの流行である大型ディスプレイをあえて採用しないスタイルは大きな話題を呼びました。ただ、販売状況が他のサイズよりも芳しくないことは度々報じられてきました。
そうした内容を裏付けるように、iPhone 12 miniの生産は上半期に減産されていると関係者がNikkei Asiaに伝えています。さらに今年のiPhone 13 miniの生産計画も昨年に比べ減少するとのこと。
筆者は昨年、5.4インチのサイズ感に惹かれminiの購入を検討しましたが、Proシリーズに搭載されていた望遠カメラやLiDARセンサーが非搭載であったため、結局6.1インチのProを購入しました。もし仮に、Proと同じスペックのminiがラインナップされていたのなら、間違いなく購入していたと思いますし、そう思っているAppleファンが周りにもいましたので、個人的にiPhone 12 miniはとても歯がゆい製品でした。
なお、来年発売のiPhoneには、廉価版の6.7インチモデルが新たにラインナップされると匿名の関係者がNikkei Asiaに話しています。この話が事実であれば、来年のiPhoneは6.1インチモデルと6.7インチモデルの2サイズ展開になり、それぞれにProモデルと無印モデルが用意される計4種類のラインナップということになります。
さらに、Appleは2022年に発売する新型iPhone SEに、A15チップを搭載するとNikkei Asiaが同記事内で伝えています。A15チップは今年発売されるiPhone13シリーズに搭載される見通しの最新チップ。この内容は先日紹介したDigitimesが報じた内容と一致していません。しかし、初代、2代目iPhone SEが発売当時の最新チップを採用してきた傾向からみて、Nikkei Asiaの見解の方が信憑性があるようにも感じます。