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業界最安値のnuroモバイル、勝算を語る。「LINEMO ミニプランとも戦える」

 MVNOサービス「nuroモバイル」を展開するソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、新たに開始した料金プランと近況、今後の展望について説明しました。

 2021年4月に業界最安値の新プラン「バリュープラス」を提供開始。nuroモバイルの利用者は10GB以下の容量がほとんどであったことから3/5/8GBに焦点を当てた新プランでは、一人でも安価な料金、継続利用で通信容量獲得もできる「Gigaプラス」、解約金やMNP転出手数料といった縛りのない仕組みで、お得な価値提供を目指しているといいます。

 バリュープラス近況としては、前期(2020年第1四半期)と比較してなんと4.7倍もの新規契約があったとのこと。トータル契約者数は非開示ではあるものの純増を維持。

 契約者は約8割が男性。年齢構成比は一般的なMVNOに近く、30代~50代がボリュームゾーン。

 なお利用者にアンケートを取ったところ、前回調査(新プラン導入前の2020年11月26日~12月3日に実施)ではプランへの批判者が42%と多かったのに対し、今回調査(新プラン導入後の2021年5月19日~5月24日に実施)では批判者が12%、推奨者が44%と大きく逆転したといいます。料金プラン改定により満足度が向上したことが伺えます。

 業界最安値、安かろう悪かろうではないのか?と素朴に思うところですが、新たな取り組みも披露。バリュープラス開始に合わせて、ソニーグループのAI技術を応用、必要な帯域の自動割当を開始。未来の通信量を予測し、帯域の割当を動的に変更することで帯域利用の効率を高めており、価格還元と品質確保を両立。具体的数値は出せないものの、利用者が実感できるレベルの効果があると自信を見せました。

 また、00XY自動付与機能(オートプレフィックス)により、通話の専用アプリ不要で、国内通話料半額(22円/30秒→11円30秒)に。まずはドコモ回線から年内開始予定。今nuroモバイルを契約しても後で自動で付与されるようになるといいます。

 ちなみに、通常サービス用のアプリは一定数の需要があると認識しており、今後検討していくとのこと。現在はブラウザで契約者向けページを操作してプラン変更する形。

 さらに年内秋までには5G通信サービスも付加料金なく開始する予定とのこと。4Gと設備供用により混雑時の速度は同程度。

 eSIMについては総務省でも促進をする流れではあるものの、フルMVNOではないのでMNOからの提供が必要。大手各社の機能提供を待つ形となります。

 SoftBankが本日発表した、月3GB/990円の「LINEMO ミニプラン」。MNOの提供する格安サブブランドの下限3GBと、nuroモバイルの下限3GBの価格は200円ほどの差となっています。

 これについてはデータ容量の繰越や容量プレゼントによって十分戦っていけるのではとの見解を示しました。

 このほか、nuroモバイルは現在公式サイトで音声通話付きプランを契約する特典として、事務手数料3300円を無料にするキャンペーンも展開中とのこと。

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