先日、Samsungから1万円台のエントリースマホ「Galaxy A03s」がインド市場向けに発表されました。
Galaxy A03sのSoCはMediaTek Helio P35。2.3GHzと1.8GHzのCortex-A53のオクタコアで構成されており性能は低いものの、日本国内ではXperia Ace IIなどに採用されています。
メモリは3/4GB、ストレージはeMMCの32/64GB。ディスプレイには液晶6.5インチのHD+(1600×720)を採用。カメラは1300万画素メイン+200万画素マクロ+200万画素深度測定の三眼構成と少々豪華になっています。インカメラは500万画素のティアドロップ型。
USB-Cポートを備え、15Wまでの急速充電に対応し、バッテリーは5000mAh。側面指紋認証を採用していますが、Wi-Fiはb/g/nのみ、Bluetoothはv5.0とかなり控えめ。
本体色は黒、白、青の三色で、価格はメモリ3GB/ストレージ32GBのモデルが11499ルピー(1万7600円)、同4GB/64GBのモデルが12999ルピー(1万9200円)。
OS | Android 11(One UI) |
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SoC | MediaTek Helio P35 |
メモリ | 3/4GB |
容量 | 32/64GB |
画面 | 6.5型HD+(1600×720),画面占有率81.8% |
カメラ | 1300万画素メイン+200万画素マクロ+200万画素深度測定 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 5000mAh,15W急速充電,USB-C |
寸法 | 164.2 x 75.9 x 9.1mm,196g |
LTE | B1(2100), B3(1800), B5(850), B7(2600), B8(900), B20(800), B28(700),B38(2600), B40(2300), B41(2500) |
3G | B1(2100), B5(850), B8(900) |
その他 | 指紋認証、Wi-Fi 4、BT5.0、3.5mmイヤホンジャック |
先日マレーシア市場向けに発表されたXiaomiのエントリーモデル「Redmi 10」と比較するとスペックはどうしても見劣りしてしまいます。純利益率の低いXiaomiやそれに追従するコスパを叩き出すRealmeを前に、まだかろうじてスマホシェア1位を保っているSamsungですが、まだまだ努力してもらいたいところです。