OPPOは画面下カメラの「次世代」版を発表しました。9to5Googleが伝えました。
これまでこうした技術を画面に搭載したモデルは透過が課題で、見る角度によってカメラが見え、画面表示品質やカメラ画質に大きな影響がありました。
OPPOの最新版画面下カメラは、日常使用において視覚的に周囲との違いはほとんどなく、読書中にも阻害しないようです。カメラ部分においても400ppiの高密度な描画を実現しているといいます。
また、パネルの密度が高いにもかかわらず、少なくとも理想的な明るい場所においては、インカメラの画質もそれほど残っていないことを伺わせます。
画面下カメラは狭額縁化トレンドにおける切り札的な技術ですが、まだ途上であることから実際に市場投入されたモデルは多くありません。ZTEは画面下カメラ搭載モデルを既に投入済み。国内では「Rakuten BIG」として販売されています。
こうした技術を実際に搭載した製品はXiaomiやSamsungもリリースする見通し。他社が先んじて実戦投入する動向を見越して、自社でも開発していることをアピールする狙いがあるものと見られます。