サムスンの次期フラッグシップスマートフォンとして予想されている「Galaxy S22 Ultra」に関して、S Penのスロットの存在を示す部品の存在を確認したと、Galaxy Clubが伝えました。
それによると「Galaxy S22 Ultra」の部品には、「S Pen検出器」が搭載されているとのこと。
これはS Pen収納スロット内にS Penが入っているかどうかを識別するための部品。現行のGalaxy Noteシリーズに搭載されており、スマートフォンの分解や修理レポートに定評のあるiFixitがGalaxy Note20 Ultraを分解し確認した際にも、この部品が発見されています。
先述の通り、この「S Pen検出器」は、本体にS Penの収納スロットを備えるGalaxy Noteシリーズのみに搭載されており、新たにS Penに対応した、Galaxy S21 UltraやGalaxy Z Fold3は、この部品を搭載していません。そもそも、S Penを本体に収納できないデバイスにこの部品は不要であるため、もし本当に、Galaxy S22 Ultraに「S Pen検出器」が搭載されるとすれば、S Penが本体内部に搭載されることはほぼ確実とも言えます。
なお、Galaxy S22とGalaxy S22+には、この部品は搭載されていないとのこと。
最近、次期Galaxy Noteに関する情報が多く流れており、SシリーズとNoteシリーズが統合される、と主張するリーカーがいれば、両シリーズが一年毎に発売されると唱えるリーカーもいるため、情報が錯綜しています。
最近ではNoteシリーズ廃止の主張が多く見られ、Noteユーザーからは嘆く声も多く見られました。それだけに、もしこの情報が本当であれば、これまでの形とは変わってしまうものの、Noteシリーズを愛用するユーザーにとっては「不幸中の幸い」とも言えるのではないでしょうか。