Realmeは、同社初のタブレット「realme Pad」を発表しました。最近話題のタブレットとは対照的に、スペックはかなり低いものの、その分安めの機種となっています。
realme PadはSoCにMediaTek Helio G80を搭載。Helio G80は1万円台のスマホにも搭載されていたため、あまり快適な動作は望めなさそうです。メモリは3/4GB、ストレージは32/64GBです。うち4/64GBはLTE通信に対応したモデルのみとなっています。ただし対応バンドは執筆時現在公開されていません。
ディスプレイは10.4インチWUXGA+(2000×1200)。本体は440g、厚さは6.9mmと比較的軽めとなっています。クアッドスピーカーを備え、Dolby Atmosに対応。カメラは両面とも800万画素で顔認証を備えます。バッテリーは7100mAh、18Wの急速充電に対応します。
また、realme PadはAndroid 11ベースのrealme UI for Padを採用。画面分割や読書モードなどタブレット向けに最適化が施されています。本体色はReal GreyとReal Goldの二色。
価格はメモリ3GB/ストレージ32GBのモデルが13999ルピー(2万1000円)、同じ容量でLTEに対応したものが15999ルピー(2万3000円)、4/64GBでLTEに対応した最上位モデルが17999ルピー(2万6000円)となっています。
どうしてもスペックやコスパをXiaomi Pad 5と比べてしまいたくなりますが、あちらは中国での価格が1999元、日本円で3万4000円程度であったのに対し、ベラルーシの小売店が告知した価格が1199ベラルーシルーブル(5万2200円)となっています。消費税の差額を大雑把に計算しても二倍以上の価格差があることから、スペックを比較するのは酷でしょう。
OS | realme UI for Pad(Android 11) |
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SoC | MediaTek Helio G80 |
メモリ | 3/4GB |
容量 | 32/64GB |
画面 | 10.4型 (2000×1200)WUXGA+ 画面占有率80.2% |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 7100mAh,18W |
寸法 | 440g |
その他 | Dolby Atmos,クアッドスピーカー |