AppleのサプライヤーがApple Watch Series 8に搭載される血糖値センサーの開発を行っていると、サプラチェーンの情報に精通している台湾のメディア、DigiTimesが伝えています。
開発されているのは、医療機器によく使用されている赤外線短波長センサーで、このセンサーの搭載によりユーザーの血糖値が測定可能になるとのこと。
Apple Watchの進化はめざましく、初期のモデルからは心電図の測定、転倒の検出、血中酸素濃度測定などといった機能が追加されています。最近では、心電図の測定によって、ユーザーの健康異常を発見したというニュースもよく目にします。
AppleがApple Watchに血糖値センサーの搭載を検討していることは、以前The Wall Street Journalも伝えていました。しかし、同誌によると、Appleは血糖値センサーの搭載について課題を抱えているとのこと。
現状、血糖値を測るためには、血液サンプルの採取と専用機器が必要になります。もし、Apple Watchに血糖値センサーが搭載され、血糖値測定のハードルが下がれば、より多くの人の健康維持に役立ちます。
今年発売された Apple Watch Series 7は、外観のアップデートはあったものの、機能としてはマイナーアップデートとなりました。来年のApple Watchはどのようなアップデートが行われるのでしょうか。