Samsungは、中国で折りたたみスマホの「Samsung 心系天下 W22 5G」を発売、今日から予約した顧客に配送を行います。
本機はGalaxy Z Fold3の現地最大のキャリアである中国電信(China Telecom)限定版のようなものであり、高級感のあるデザインをアピール、価格はさらに高くなっています。
Galaxy Z Fold3と大きく違う点はそのデザイン。ヒンジの色は金色となっていますがGalaxy Z Fold2のそれとは一線を画す高級感を醸し出しています。
Samsung W22 5Gは中国電信が取り扱う心系天下シリーズのスマホ。心系天下シリーズは比較的高い年齢層にターゲットを絞っており、毎年1機種がSamsungとのコラボにより発表されています。先代のW21 5GはZ Fold2、その前のW20 5GはGalaxy Foldをベースとしています。
Galaxy Z Fold3とは異なり同梱されているSペンも金のラインが入った専用のものを用意しています。
Samsung W22 5GはSoCにSnapdragon 888を採用、ディスプレイはSペンに対応する7.6インチ有機ELとカバーディスプレイの6.2インチ有機ELといったふうにスペックはGalaxy Z Fold3と全く同一。ただし5Gミリ波には対応していません。
また、中国国内においてGalaxy Z Fold3も取り扱われているものの、こちらはメモリ12GB/ストレージ512GB一種類の用意となり、Samsung W22 5Gはメモリとストレージは16/512GBのみとスペック面でもごくわずかの差別化は行っています。
このほかにデザイン面の影響か重量がZ Fold3から17g増え、288gとなっているようです。17gは大きく感じますが、Galaxy Z Fold3級のヘビースマホであればもはやこの重量差は些細なのかもしれません。
本体色は一色のみ。中国の中高年富裕層には人気の出そうな仕上げの超高級スマホとあってか一通りのアイテムが付属しているようです。価格は16999元、日本円にしておよそ30万円。これでも先代のW21 5Gから5万円近く安くなっているというので恐ろしい世界ですね。
なお、Galaxy Z Fold3の中国版は14999元で26万7000円。Samsung W22 5GにはSペンやケースが付属していることを考慮すれば思ったより価格差は大きくないようにも見えます。
OS | Android 11 |
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SoC | 5nm 64bit オクタコア |
メモリ | 16GB |
容量 | 512GB |
画面1 | カバーディスプレイ 6.2型 Dynamic AMOLED 2x 解像度2268×832 アスペクト比 24.5 : 9 可変駆動120Hz |
画面2 | メインディスプレイ 7.6型 Dynamic AMOLED 2x 解像度 2208×1768 アスペクト比 22.5 : 18 可変駆動120Hz |
背面カメラ | 1200万画素超広角 F2.2, 123度, 1.12μm 1200万画素広角 F1.8, Dual Pixel AF, OIS, 83度, 1.8μm 1200万画素望遠, PDAF, 1μm, 45度, 光学2倍望遠 |
インカメラ | カバー側:1000万画素, F2.2, 1.22μm, 80度 メイン側:400万画素, F1.8, 2.0μm, 80度, 画面下 |
電池 | 4400mAh Dual Battery |
寸法 | 折り畳み時:67.1 × 158.2 × 16.0~14.4 mm 288g 展開時:128.1 × 158.2 × 6.4 mm |
通信 | 5G Sub6 |