Taotronics SoundLiberty Pro P10をメーカー様から提供いただきましたので、レビューします。
オレンジと白をベースとした箱で届きました。内容物は以下の通り。充電はType-Cケーブルで、フラットタイプのかなり短めのケーブルが付属しています。イヤーピースは4種類あり、好きなサイズから選ぶことができます。
イヤホン自体は、耳から少し飛び出る形状となっており、近接センサも搭載されています。AirPodsとAirPods Proを合わせたような形状。ケースが非常に丸っこいため、縦置きはできません。ケースを含め45g、イヤホン単体では片耳当たり5gと非常に軽量なイヤホンとなっています。
個人差はあるかと思いますが、筆者の耳にはかなりフィットした付け心地で、長時間付けていても違和感は感じませんでした。バッテリーも、ANCなしの場合なら9時間ほど持ちます。
音質はかなりクリア。aptXには対応していないものの、AACのイヤホンとしてはしっかりと聞こえます。低音がしっかりと聞こえる一方で、高音の抜け感はいま一つな印象でした。高音質に聞こえやすい低音を重視して設計されたイヤホンだと感じます。電車等の混雑した環境でも音抜け等はあまり感じられず、安定していました。
このイヤホンの特徴は、ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載している点。正直オンとオフで見違えるほどの差は感じず、若干軽減されているかなという程度。ANCオンでもオフでも少しキリキリとした音が聞こえまうのが残念なポイントですが、音楽を流せば気にならない程度の音です。
通話時のマイクの品質は正直微妙なところでした。他のイヤホンでは普通に会話できる環境、声量でも、通話中に何度も聞き返されることがあったため、通話用イヤホンとしてはあまり向いていません。今後の製品での改善に一番期待したいポイントです。
ノイズキャンセルがついた低音に強いイヤホンを格安で手に入れたい人向けでしょう。通話メインの使用を考えている人には向きませんが、通勤・通学用にいかがでしょうか。SoundLiberty Pro P10は定価7980円のところ、Amazonで2000円オフのクーポンが配信されており、5980円で購入することが可能です。気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。