サムスンが開発中の次期ミドルレンジスマートフォン「Galaxy A53 5G」のレンダリング画像が、OnLeaksことSteve H.McFly氏とDigitによりリークされました。
「Galaxy A53 5G」のデザインは、基本的に先代のGalaxy A52 5Gとほぼ変わらず、背面の右上に4つのカメラを搭載しています。ただし、カメラユニット土台部分の仕上げが若干異なり、「Galaxy A53 5G」ではよりカメラ部が浮き上がっているようにも見えます。
また、本体表面に関しても、ベゼルのサイズに多少の変更はあるものの、Galaxy A52 5Gとほぼ変わらないデザイン。縁は、若干湾曲しているようです。
先代との一番の違いは、イヤホンジャックを搭載していない点。「Galaxy A53 5G」ではイヤホンジャックが廃止されたことにより、本体が若干薄くなっているようです。
なおGalaxy Aシリーズの多くにはまだイヤホンジャックが搭載されています。サムスンは、同社のフラッグシップスマートフォンと同様に、Aシリーズでも徐々にイヤホンジャックの廃止を進めていくものと見られます。
イヤホンジャック廃止の波が、これまでイヤホンジャック搭載を続けてきたAシリーズにもついにやってきました。以前に比べると、高品質なBluetoothイヤホンが安価に購入できるようになったことなどから、有線イヤホンを使うユーザーの数も減少傾向にあるように思います。その点を踏まえると、このイヤホンジャック消滅も然るべきものではないのでしょうか。
これまでサムスンは、Galaxy A51・A52 5Gと、Aシリーズ50番台のスマートフォンを続々と日本国内に投入しています。そのことを鑑みると、「Galaxy A53 5G」が、低価格5Gスマートフォンの後継機種として日本国内に投入される可能性は非常に高いと考えられます。