ICT市場調査コンサルティングのMM総研は、2021年上期の国内スマートフォン出荷台数シェアを公開しました。
スマートフォン出荷台数は1472.4万台で前年度比9.3%増となり、そのうち 5G対応は774.8万台を占めたとのこと。21年度通期スマホ出荷予測台数は前年度比6%増の3393万台。
スマホの出荷台数シェアでは1位はApple、2位がSony、3位がシャープ、4位Samsung、5位OPPO、6位FCNTとなりました。これによりSonyはAndroidスマホ内ではシェア第1位となります。
なお本調査とは別のBCN調査では長らくシャープがAndroid第1位を確保してきました。さらにMM総研調査でも2021年上期メーカー別総出荷台数(ガラホ等も含む)の場合、2位がシャープ、3位が京セラ、4位がSonyになるなど、薄氷の上での勝利であろうことが伺えます。
Sonyは一時期は凋落していましたが現在は商品力のあるハイエンドモデルを投入することで高利益の体制を確保、一方で落ち込んでいたシェアはXperia 10シリーズ、そしてXperia Aceシリーズ最新作投入といった廉価モデル強化によって数量もしっかり確保しているものとみられます。