家電量販店やECサイトの販売数集計に強いBCNは、2020年の年間国内Android販売数で、SHARPが第1位になったと伝えました。
SHARPはハイエンドから廉価モデルまで、幅広いラインナップをあらゆる販路に投入しています。これまでSHARPはAndroidスマホ販売数3年連続首位となっていましたが、これで記録を更新、4年連続首位を獲得したことになります。
BCNによれば、メーカー別シェアはSHARPが24.4%、Samsungが14.8%、Sonyが12.9%とのこと。
SHARPは2020年9月の段階で、AQUOS sense3シリーズの出荷台数が300万台を突破、senseシリーズの累計出荷台数が700万台を突破したことを明かしており、これが大きくシェアに貢献している形。
SamsungもGalaxy Aシリーズをドコモ・au・楽天モバイル等に、SonyもXperia廉価モデルをドコモ、au、UQ、SoftBank、Y!mobile、楽天モバイル、各MVNOにて販売しており、時代に合わせた幅広いラインナップと販路の確保が、販売台数に繋がっています。
Galaxyはその世界的な評価の高さとトップシェアに反して、国内販売シェアは伸び悩む時期もあった中、今回しっかりと第2位に躍り出ています。また、XperiaはSony Mobileの経営陣変更とラインナップ刷新の直後は、一時的とはいえ国内シェアが「その他」に転落してしまう場面も見られましたが、見事に復活しており、GalaxyファンやXperiaファンにとっても吉報と言えるでしょう。