世界で最も早くSnapdragon 8 Gen 1を搭載したスマホを発表したモトローラですが、「Frontier」というコード名のついたフラッグシップスマホが開発中であるようです。GSMArenaなどが伝えました。
それによると、Frontierは6.67インチ、リフレッシュレート144Hzの有機ELディスプレイを搭載、画面端が湾曲したエッジディスプレイになるようです。カメラはSamsungの2億画素センサーを搭載し、加えて5000万画素の超広角とIMX663の1200万画素の望遠レンズを採用しているとのこと。また、インカメラは6000万画素の非常に高画素なものを採用するとのこと。
特筆すべきはSoCで、生産歩留まりの問題に苦しめられているSamsung製造のSnapdragon 8 Gen 1に変わり、TSMCの4nmプロセスを用いて製造される「SM8475」というチップを採用していると伝えられています。GSMArenaはこれがSnapdraggon 8 Gen 2である可能性を指摘しています。
また、バッテリー容量は不明なものの、充電速度の遅い端末が多いモトローラ製スマホとしては珍しく125Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応。実際に販売されれば、市販されているスマホで最も高速な充電を実現するスマホとなること間違いなしといえるかもしれません。
発表日等はまだ明らかになっていませんが、搭載されているSoCがSnapdragon 8 Gen 1の直系の後継やマイナーチェンジ版ということであれば早くとも半年後近く後になりそうです。