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折り畳み「OPPO Find N」レビュー。中途半端過ぎる

 筆者は折りたたみスマホをかなり愛用しており、これまで多くの機種を使ってきました。「Galaxy Zシリーズ」に関しては、Fold・Flipともに全モデル使用していましたが、やはり広げるとタブレットになる形状のものがお気に入りです。

 2021年の末に、OPPOより折りたたみスマホ「OPPO Find N」が発売され、筆者は即座に購入。

 当初「最高のフォルダブルスマホでは?」と思っていましたが……使っているうちに評価は真逆に

 結論としては筆者には合いませんでした。具体的にどこが満足で、どこが不満だったか綴っていこうと思います。

意外と「重くて小さい」OPPO Find Nのサイズ感

 最初に、軽くFind Nについてご紹介していきます。

 Find Nは、OPPO初の折りたたみスマートフォンです。折りたたんだ状態で5.49インチ、開いて7.1インチのスクリーンサイズ。

 折りたたんだときのサイズ感はiPhone 13 miniに近いです。Find Nの方が厚み・重量はあるので、手で持つとズシッと重たい感覚があります。しっかり端の方まで指が届きますから、片手操作は非常に快適です。

 広げると7.1インチの小型タブレットに早変わり。120HzのAMOLEDディスプレイを備えており、コントラストの効いた美しい描写です。

折り目対策はいいが穴は邪魔

 開いて左上にはパンチホール型インカメラのがあります。Galaxy Z Fold3では画面下にカメラが隠れており、画面を広々と使えてコンテンツに没入することができたので気に入っていたので、画面に穴のあるOPPO Find Nは少し残念。スマホでビデオ通話する機会がほぼないので、個人的にはメインディスプレイ側のインカメラの必要性を感じません。邪魔です。

 Galaxy Z Fold3などの折りたたみスマホでは折り目ははっきり確認できましたが、Find Nでは全くわかりません。中央部分を触ってみても本当にフラットなので驚きました。別に折り目が見えても見えなくてもどちらでもいいですが、見栄えが良くなるのは確かなので、この点は素晴らしいと感じます。

 閉じても隙間はありません。これぞ「折りたたみ」スマホ。Galaxy Z Fold3は少しだけ隙間があいてしまうんですよね。

カメラ

 カメラ構成は以下の通り。

  • 広角:5000万画素 
  • 超広角:1600万画素
  • 望遠:1300万画素

 多くのフォルダブルスマホのカメラは、特に突出して素晴らしいというわけではなく、どのシーンにおいても及第点くらいの写真に仕上げてくれるという印象が強いですが、Find Nもその傾向にあると感じます。

 メインカメラはしっかりと鮮明な一枚に仕上げられますし、望遠や超広角も実用範囲内で、特に目立った点は見られません。十分に良いカメラ性能だと感じます。以下、作例。

電池

 バッテリー持ちに関しては、使い方によるといった感じです。ほとんど動画やSNSで、たまにゲームといった使い方ですが、メインディスプレイばかり使っているとそこそこ消費速度は早くなるので、1日ギリギリ持つといったところ。

 サブディスプレイばかり使っている日は、夜に確認してみてもまだ30%程度残っていたので、1日ともう少し持つでしょう。充電速度は33Wと、そこそこの速さです。1時間かからずにフル充電が可能なので、Z Fold3(25W)よりは使いやすい印象。

Galaxy Z Fold3と比べてみる

 Galaxy Z Fold3を使っていて、一番微妙だったポイントは「サブディスプレイの使いにくさ」でした。もうちょい幅が広ければ、もっと使いやすくなるはずです。

 Find Nでは、折りたたむと小型スマホのようになるので、一般的なスマホと同じようなアスペクト比で、このサイズ感は非常に気に入りました。

 Find Nは、開いたときにちょっと横長になるので、「電子書籍や動画視聴には適しているのでは?」と思っていましたが、実際使ってみるとそうでもないことに気が付きました。

 小説などに関しては特に不満はありませんが、漫画に関しては微妙。Kindleアプリでの見開き表示はできませんでした。1ページが少し大きめに表示されるだけなので、Z Fold3を選んだ方がより快適に読めるでしょう。アプリの最適化などが施されれば解消しそうではあります。

 普段よく利用する無料Webマンガサイト「となりのヤングジャンプ」では見開き表示できましたが、パンチホールによる表示領域制限もあって、Z Fold3よりだいぶ少ない情報量です。

 動画視聴ですが、Z Fold3を回転させない場合で、ほぼ互角。回転させると、Z Fold3の方が上下の黒帯も少なく、差も感じられます。

 正直、Find Nで動画をフルスクリーンで表示させても、6インチ後半の大きめのスマホで表示させるのとそこまで大差は無いです。Z Fold3であればそれなりに差は広がるので差別化は図られていますが、普段から大きめのサイズ感のスマホに慣れている方には、Find Nのサイズ感は物足りないと感じるかもしれません。

 Z Fold3を横にするとより広々大きく動画を快適に視聴できます。

 Webサイト閲覧では、Z Fold3の方が間違いなく快適です。縦長のほうがスクロールも少なくて済むので、適していると思います。

 ゲームに関してですが、Find Nは正方形に近いアスペクト比なので、横長のゲームだと 表示がバグったり、パンチホールに干渉してしまうので、プレイしにくいゲームが多かったです。表示を16:9に変更したりすることで改善されますが、上下に帯が出てしまうので、これであればスマホでプレイするのと変わりません。

 縦型のゲームも相性は悪ありませんが、多くのゲームで強制的に回転させられます

 フォルダブルスマホの大きな魅力は「タブレットに近いサイズ感で、いつでもコンテンツ消費が楽しめる」ことだと思っています。

 しかし正直Find Nの7.1インチという非常に中途半端なサイズではそこまで恩恵を感じられません。タブレットと言うよりはファブレット。動画、電子書籍、ブラウジング、ゲーム、全てにおいてGalaxy Z Fold3の方が快適です。

 Find Nは「開くとタブレット、閉じると小型スマホになる」というより、「大きめのスマホと小さめのスマホを自由に切り替えられる」といったイメージです。

 やはり、正方形に近いアスペクト比はフォルダブルでは向かないでしょう。得られる恩恵といえば、「画面分割時にスマホと同じサイズ感で使えること」くらい。

総評

 「大きい画面で動画視聴や電子書籍を楽しみたいけど、タブレットをわざわざ持つのは面倒。フォルダブルスマホならポケットから取り出して開くだけでタブレットに早変わり!」ということを求めていた筆者には、Find Nは刺さりませんでした。

 普段は小型スマホを使いつつ、少し大きめのサイズに拡張して使いたい……という方には良さそうだと感じます。タブレットに近い感じを想像していると失敗するので、その点は注意。

 Find Nは現在中国国内のみ入手可能で、日本での発売は予定されていません。望みは薄いですが、発売されることに期待したいものです。

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