弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

第3世代iPhone SEはバッテリー容量が増加か。分解で判明

 Appleが2022年3月9日に発表した、第3世代の新型iPhone SE(2022)は、発売後すぐに多くのYouTuberなどが分解を行い、内部構造などの調査を行なっています。

 海外のYouTubeチャンネル「PBKreviews」が行った調査からは、新型iPhone SEのバッテリー容量が判明しました。

 それによると、第3世代iPhone SEのバッテリー容量は2018mAhであったとのこと。第2世代(2020)は1821mAh、初代(2016)は1624mAhであったことを鑑みると、年々約200mAhずつバッテリー容量が増加。その結果、第2世代と比較しても、バッテリーサイズが大きくなっているほか、先代と比較して2時間も動画再生可能時間が増えたとされています。

 なお、2022年モデルと先代で、バッテリーコネクタの形状が若干変更されており、2016年モデルのバッテリーを流用することはできないようです。ディスプレイに関しても、コネクタ部分は変わらないものの、iPhoneが認識した際にタッチ入力を無効にされてしまい、流用不可だったとのこと。

 また、国内メディアの日経クロステックによる分解では、通信モデムにQualcommのSnapdragon X57が搭載されていたこともわかっています。Qualcommのモデムリストにはこの型番が存在していなかったことから、Apple用に設計されたカスタムモデムの可能性があるようです。

 iPhoneの大きな長所の1つは、他社Androidスマホをも凌駕する省電力性。システムレベルの電源制御が非常に優秀で、比較的少ないバッテリー容量であっても持ちは良好です。今回の新型iPhone SEに関しても、以前と比較してさらに良いバッテリー性能が期待できそうですね。

 今後、分解・修理や分析のプロであるiFixitや、ロボットを使った緻密な比較に定評のあるPhoneBuff氏らによる分析によって、さらに詳しい実力が判明すると見られます。

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない