Nokiaは、MWC 2022にてエントリークラスのスマホ3機種を発表しました。発表されたのは「Nokia C21/C21 Plus」と「C2 2nd Edition」で、いずれもAndroid 11 Go Editionを採用するかなり安いデバイスとなります。
Nokia C21
Nokia C21はSoCにUnisoc SC9863Aを採用。Unisoc SC9863Aの発表は2018年11月とかなり古く、28nmプロセスで製造されています。1.6GHzのCortex-A55×4+1.2GHzのCortex-A55という構成でかなり性能は低め。メモリは2/3GB、ストレージは32/64GB。
ディスプレイは6.5インチの液晶で解像度は1600×720のHD+。アウトカメラは単眼で800万画素、インカメラは500万画素とChromebookなみの解像度ですが、表裏ともにLEDフラッシュを備えます。
バッテリーは3000mAhでポートはいまだにmicroUSB。背面に指紋認証を備えます。本体色は青とグレーの二色で、価格は99ユーロ、日本円で1万2000円。
Nokia C21 Plus
Nokia C21 Plusは外観こそ異なるものの、Nokia C21との差異はカメラスペックとバッテリー、メモリ程度にとどまっています。
SoCはC21と変わらずUnisoc SC9863Aでメモリは2/3/4GB、カメラは1300万画素メインと200万画素深度測定に強化。
奇妙なことに、Nokia C21 Plusにはバッテリーのスペックに4000mAhと5050mAhの二種類が記載されています。グレードによってバッテリー容量が異なるということでしょうか。背面に指紋認証を備えています。本体色はシアンとグレーの二色で、メモリ/ストレージの構成は2/32GB、3/32GB、4/64GBが用意されています。価格は119ユーロ、1万4000円ほどから。
Nokia C2 2nd Edition
Nokia C2 2nd Editionは今回発表されたスマホの中で最も低価格なモデル。SoCはもはや型番すら不明のクアッドコアで、周波数は1.5GHz。ディスプレイは5.7インチの液晶で、解像度は960×480。メモリは1/2GB、ストレージは32GB。カメラは背面が500万画素、正面は200万画素。
バッテリーは2400mAhでmicroUSBポート、充電速度は5Wですがまさかの取り外し可能。割とスタイリッシュな外観を除けば、すべてにおいて生きた化石のようなスペック。本体色はグレーとブルーで価格は74.99ポンド(1万1300円)から。
スペック表
スペックは以下の通り。
Nokia C21 | Nokia C21 Plus | |
---|---|---|
OS | Android 11 Go Edition | |
SoC | Unisoc SC9863A | |
メモリ | 2/3GB | 2/3/4GB |
容量 | 32/64GB | 32/64GB |
画面 | 6.52インチ液晶HD+(1600×720) | |
カメラ | 800万画素 | 1300万+200万深度測定 |
インカメラ | 500万画素 | |
電池 | 3000mAh | 4000/5050mAh |
寸法 | 169.9 x 77.9 x 8.8 mm,195g | 164.8 x 75.9 x 8.6 mm,178g/191g |
その他 | 背面指紋認証、顔認証、microUSB |
Nokia C2 2nd Edition | |
---|---|
OS | Android 11 Go Edition |
SoC | 型番不明、1.5GHz×4 |
メモリ | 1,2GB |
容量 | 32GB |
画面 | 5.7型 (960×480) |
カメラ | 500万画素 |
インカメラ | 200万画素 |
電池 | 2400mAh |
寸法 | 154 x 75.9 x 10 mm,180g |
その他 | デュアルSIM |
海外スマホ個人輸入 [AD] |
AliExpress Global |