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モトローラ大躍進。米国でLGのシェアをかっさらう

 近年ハイエンドスマホを多く輩出し、じわじわと復権の動きを見せているモトローラですが、一応は本国であるアメリカにおいてこれまでにないシェアを誇っているようです。通信事業に関連する市場を調査するCounterpointが伝えています。

 モトローラの米国におけるスマホのシェアは、2020年末に底を打ってから上昇し続けており、シェア3位だった韓国の大手家電メーカーであるLGが昨年4月にスマホ事業からの撤退を発表したのを皮切りにシェアが急上昇。結果的にアメリカでのシェアは10%を超えてLGに取って代わり、シェア3位に君臨したようです。

 加えて、ほぼ不変のシェア1位であるAppleとそれに続くSamsungがいずれもプレミアムな価格帯で利益を多く出している一方、モトローラは400ドル以下の価格帯において米国にてシェア2位を獲得しているとのこと。

 現在のモトローラブランドの強みは、比較的安価なMoto G Stylusやmoto G Powerなどを含み、高いコスパを誇るMoto Gシリーズにあります。シニアアナリストのVarun Mishra氏は、モトローラはより高い価格帯でさらに多いシェアを獲得することが今後の目標になるだろうと述べています。

 モトローラはハイエンド向け端末のラインナップを増やしており、スナドラ8Gen1端末としては最速で日本投入が発表されたmotorola edge30 PROや、2億画素カメラを搭載しSnapdragon 8 Gen 1 Plusを搭載すると噂される「motorola Frontier」など、開発・展開にかなり積極的な印象。2022年に同社のシェアがどのように推移するのか、またどのようなモデルが投入されるのか注目したいところ。

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