Samsungは今後、Galaxyシリーズのみに用いる自社設計の専用プロセッサを開発するようです。韓国メディアのinews24が報じています。
SamsungのTM Roh社長が話したところによると、今回の自社プロセッサにより、性能強化はもちろんブランドの信頼力の強化も狙いとしているようです。
Samsungはすでに自社製造の「Exynos」シリーズを開発製造していますが、こちらはVivoやMeizuといったメーカーにも提供されていたため、完全な自社専用チップというわけではありませんでした。今回伝えられているチップは複数の部門で連携して開発するとのことで、Appleが取る形態に近いものといえます。
現在のExynosシリーズの最上位に位置するExynos 2200は、ベンダーも担うSamsungが一貫して製造していますが、同じくSamsungが委託を受け製造しているSnapdragon 8 Gen1や、MediaTekがTSMCに委託しているDimensity 9000と比較して性能は劣る傾向。
同氏は開発がどの段階にあるかなどは語っておらず、開発の成果がいつ世に出るかは全くわかっていませんが、気長に待つ必要がありそうです。