ファーウェイは5月26日、新製品「HUAWEI WATCH FIT 2」「HUAWEI Band 7」を国内向けに発表しました。
HUAWEI WATCH FIT 2
2019年に初代が発売されたスマートウォッチのHUAWEI WATCH FITシリーズ2作目。特徴的な縦長AMOLEDディスプレイは約18.6%表示面積がアップし1.74型となりました。解像度は456×280(326PPI)から480×336(336PPI)へと進化。
前作ではカジュアルな印象でしたが、今回新たにレザーバンドのクラシックモデルが追加。カラーはシリコンバンドのアクティブモデルがアイルブルー・サクラピンク・ミッドナイトブラックの3色、クラシックモデルはムーンホワイト・ネビュラグレーの2色となっています。
機能面ではBluetooth通話や音楽ファイルの保存(Androidのみ)に対応し、GTシリーズなどと並ぶ高機能を実現。また、従来は通知を確認できるのみでしたが、クイックSMS返信機能にも対応。SMSに定型文で返信することができます。
ワークアウト面では3種だった衛星測位システムが5種に増加し、「AIランニングコーチ」機能が追加。前作に引き続きフィットネス動画を内蔵し、97種類のワークアウトモードを備えています。ヘルスケア面では心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠、月経周期のモニタリング・トラッキングに引き続き対応します。
今回も専用バンドですが、着脱が簡単に。
バッテリー持続時間は変わらず一般的な使用で約10日間・ヘビーな使用で約7日間となっています。
アクティブモデルは市場想定価格2万680円(税込)で6月2日発売、クラシックモデルは市場想定価格2万3980円(税込)で6月9日発売です。
HUAWEI Band 7
HUAWEI Band 7は前作同様HUAWEI WATCH FITシリーズに似た廉価スマートバンド。引き続き1.47型のAMOLEDディスプレイを搭載しますが、厚さが1mm薄型化し約9.99mm(最薄部)に。また、約18gから約16gに軽量化されています(ベルトを含まず)。他にも腕のカーブによりフィットするデザインやバンドの通気性アップ、ウォッチ部分の裏側の突起を減らすなど、より快適な装着感のために工夫が凝らされています。
カラーバリエーションはグラファイトブラック・フレイムレッド・ネビュラピンク・ウィルダネスグリーンの4色。また、この製品に限らずiPhoneユーザーでも有料ウォッチフェイスの購入が可能になりました。
96種類のワークアウトモードを搭載。心拍数、血中酸素レベル、ストレス、睡眠、月経周期といったヘルスケア機能にも対応します。
Bluetooth通話に対応しながらもバッテリー持続時間はHUAWEI WATCH FIT 2より長い約14日間(一般的な使用)。市場想定価格8580円(税込)で6月2日発売です。
まとめ
HUAWEI Band 7がWATCH FIT 2と違う点は、音楽保存・GPS・フィットネス動画などに対応しない点です。
その分バッテリーは長持ちし価格は半額以下のため、ライトユーザーにはピッタリという印象。また、今回は進化点が少ないため安くなっているHUAWEI Band 6を選ぶのもいいかもしれません。Band 7にはないオレンジ色も存在します。
どちらも中国では4月28日、グローバルでは5月18日に発表されたばかりの新製品。ただ、海外では同時に発表されたHUAWEI WATCH GT 3 Proは今回は国内発表されませんでした。後日発表となるのでしょうか。
また、ファーウェイは他にもワイヤレススピーカーやタブレットなどの新製品も合わせて発表しています。