Xiaomiは、中国にて廉価スマホ「Redmi Note 11 SE」を発表しました。
SoCはMediaTekの廉価5Gチップ、Dimensity 700。同チップを備える端末ではAnTuTuベンチマークは30万点ほどとなっており、それなりに快適な処理性能が期待できます。ストレージは128GBと普通ですが、メモリは4と8GBのみの用意とやや珍しい構成に。
ディスプレイは6.5インチの液晶フルHD+(2400×1080)で、リフレッシュレートは最大90Hzですが、30/50/60/90Hzの4段階での可変リフレッシュレートに対応しています。
カメラは4800万画素+200万画素ポートレートの二眼で、インカメラは800万画素。撮影レートも最大で1080p/30fpsと貧弱で、撮影性能に期待は持てません。
バッテリーは5000mAh、18Wでの充電に対応し22.5Wの充電器が付属します。指紋認証は電源ボタンに内蔵。
Android 12をベースとしたMIUI 13は昨年末にリリースされましたが、Redmi Note 11 SEのOSは未だに1世代前のMIUI 12.5。これは外観からも予想できる通り、Redmi Note 11 SEはインドなどで販売されている「POCO M3 Pro 5G」のリネーム品となっているためであると予想できますが、POCO M3 Pro 5GにはすでにMIUI 13のOSアプデが利用可能になっているようです。
本体色はグレーとブルーを用意。ベースのPOCO M3 Pro 5Gから、POCOのブランドカラーである黄色を除いた構成です。
価格はかなり安く、メモリ4GB/ストレージ128GBのモデルが1099元、日本円にして2万1000円ほどで、メモリ8GBモデルが1399元で2万6000円。POCO M3 Pro 5Gでは4/64GBモデルが用意されていますが、初出時の価格と比べると128GBのRedmi Note 11 SEのほうが安くなっています。中国携帯市場がレッドオーシャンである証左、ともいえるかもしれません。
OS | MIUI 12.5(Android 11) |
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SoC | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ | 4/8GB |
容量 | 128GB |
画面 | 6.5型 (×) |
カメラ | 4800万画素+200万画素ポートレート |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 5000mAh,18W |
寸法 | 161.81×75.34×8.92mm,190g |
5G | SA:n1 / n41 / n78 NSA:n41 / n78 |
LTE | FDD-LTE: B1 / B3 / B5 / B7 / B8 TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 |
3G | CDMA/EVDO : BC0 WCDMA:B1 / B2 / B5 / B8 |
その他 |