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「Nothing Phone (1)」正式発表。画一的状況を打破するデザインスマホ、日本にも殴り込み

 ロンドンを拠点とする非上場企業Nothing Technologyは、Nothing Phone (1)を正式発表しました。

 設立から2年、透明な無線イヤホン「ear (1)」は53万台を売り上げて成功、これに続く製品としてスマートフォンを投入します。

 最近のスマートフォンは画一的に見え、初めてiPhoneを触ったときのワクワク感が失われているといい、シンプルでデザインにこだわった機種に。深みを出すため様々な質感の素材を使用。工学的エンジニアリングだけでなく芸術性を出すため地下鉄路線図に着想を得て部品配置と接続をデザイン。

 背面の900個のLEDライトが点灯する「Glyph Interface」。一貫して白色に、連なる線として点灯するよう配置。点灯でアプリからの通知や充電の状況を知らせます。連絡先ごとに個別のパターン月着信音を設定することで、マナーモードでも誰からの着信か判別できるとしています。たとえば「家族からの着信は真ん中が点灯」といった割当が可能。

 IP53防滴に対応。防水認証までは取得していないものの、30分浸水しても問題ない設計ではあるとのこと。フレームは再生アルミニウム。

 カメラは多眼化すればいいという傾向ですがそれで性能が上がるとは限らないとし、あくまで友人家族に推薦したくなる製品なので主要顧客に焦点。これにより本機は5000万画素カメラの二眼に。構成は広角 Sony IMX766と114度超広角 Samsung ISOCELL JN1です。

 前面はフレキシブルOLED。6.55型FHD+で120Hz駆動。輝度は500nit、ピーク輝度は1200nit。四辺の額縁を揃えており、下部ベゼルだけ太いといったこともありません。

 OSはAndroid 12で簡素。アップデート保証は、Androidバージョンアップは3年間内、セキュリティ更新は4年間内に2ヶ月1回。ブロートウェア(無駄なプリイン)はなし。ユーザーのアクセスを簡単にするためのクイック設定やNFTギャラリー機能を備えます。

 SoCはSnapdragon 778G Plusで、採用理由は過度な発熱もなく信頼性が高いため。電池容量は4500mAh、35分で50%の急速充電に対応します。

OS NothingOS(Android 12)
SoC Snapdragon 778G Plus
メモリ 8/12GB LPDDR5
容量 128/256GB
画面 6.55 インチ、フレキシブル OLED ディスプレイ
Corning Gorilla ガラス
HDR10+ 2400x108010bit
カメラ 50MP Sony IMX766 F1.88 1/1.56型 OIS
50MP Samsung JN1 F2.2 1/2.76型 114度
インカメラ 16MP
電池 4500 mAh バッテリー容量
33W PD3.0 ケーブル充電: 70 分でフル充電
15W Qi ワイヤレス充電、デュアル充電対応: 120 分でフル充電
5W リバースチャージ
Quick Charge 4.0 対応
寸法 高さ:159.2 mm 幅:75.8 mm 厚さ:8.3 mm 重量:193.5 g
5G n1, n3, n28,n41, n77, n78 (国内)
LTE 1, 3, 8,18, 19, 26, 28, 41 (国内)
3G 1,6,8,19 (国内)
その他 ディスプレイ指紋認証
顔認証

 日本市場にも投入。色展開は白と黒、Webから予約でメモリ8GB/ストレージ256GBモデルが6万9800円。電池容量も多くカメラ構成なども適切な選定に見え、BALMUDA Phoneなどと比べても妥当な印象です。

 日本参入の理由として、要求水準の高い日本市場で受け入れられれば他の市場で伸ばせる、日本からは文化広がるので人気が外に飛び火するような展開を期待しているとしています。顧客サポートインフラの整備や現地チーム結成を勧めつつ、キャリアとの話し合いも始めているとのこと。

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