8月10日の「Galaxy Unpacked」にて発表される見込みのSamsung製完全ワイヤレスイヤホン、Galaxy Buds2 Pro。発表を直前に控えていますが、信憑性の非常に高いリーカーのRoland Quandt氏により、精密な本体画像とスペックがリークされました。
同氏が寄稿するWinFutureによると、Galaxy Buds2 Proは「インテリジェントアクティブノイズキャンセリング」に対応。現行のGalaxy Buds Proでは、周囲が騒がしい際にはノイキャンの効きを強く、そうでない場合は弱くするといった調節を行ってくれる機能でした。また、ユーザーが自分好みにカスタマイズすることができる立体音響機能を提供するようです。
さらに、詳細は不明なものの、「ヘッドホンを外したり、ノイキャンをオフにしたりすることなく真向いの人と会話できる」としています。これが単に既存の外音取り込み機能や発話を検出する機能を指すのか、それとも真正面の人の声だけを抽出することができる、言ってしまえばカクテルパーティー効果を再現してしまうという、とんでもない機能を有しているということなのでしょうか。
防水はIPX7まで対応、すなわち水中15cm~1mに30分浸けても壊れなかったということを表しますが、本来は真水・常温での測定であるため、過信は禁物。
駆動時間はノイズキャンセリングを無効にした状態で8時間であるとのこと。AirPods(第3世代)やBose QuietComfort Earbudsではこれが6時間、ソニーのWF-1000XM4では12時間。イヤホン単体での駆動時間は取り立てて長いというわけではないものの、ケース込みの駆動時間では最大29時間としており、AirPodsの30時間に並びます。
本体色はホワイト、グレー、そしてパープルの3色。光沢が強かった先代とは対照的に、ややマットな色使いとなっています。
本体価格は229ユーロ(3万1000円)で、先代より据え置き。Samsungが得意とするGalaxy端末との連携がどれほど発揮できているか楽しみです。