「母親にiPhoneを買って」。RCS対応要望、ティム・クック氏が無慈悲な一刀両断 すまほん!!

 また業界標準無視かぁ……。

 AppleのCEOであるティム・クック氏が対談イベントの2022 Code Conferenceにて、RCS非対応を明言しました。海外メディアThe Vergeが伝えました。

 同イベントで聴衆が「母親が持つAndroid端末から、私のiPhoneにビデオを送信できないので、RCSに対応してほしい」と述べたのに対し、ティム・クック氏は「母親にiPhoneを買ってください」と発言したとのこと。

 また、RCS対応のニーズはそれほど大きくないとしたうえで、「あなたをiPhoneに変えたい」としています。iPhoneに変えたらiPhone同士であれば一切気にしなくていいですからね。

 RCSはRich Communication Servicesの略称で、音声通話やSMSの置き換えを狙う新しい規格。Googleが推進しているほか、国内では大手三社がプラスメッセージとして展開しています。

 以前よりiPhoneのメッセンジャーアプリは業界標準のRCSに対応しておらず、Googleはそれに対して熱烈に対応するようアピールを続けていましたが、その思いもむなしく、AppleはRCSに対応するつもりはさらさらないようです。

 Appleのこの姿勢、大きなシェアを獲得している現在、ビジネスとしては正解なのかもしれませんが、ユーザーフレンドリーではありません。iPhoneのメッセンジャーアプリ上では、iMessage以外のアプリから送信されたものは視覚的に区別されており、それがいじめや仲間はずれにつながるとの報告もあります。