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噂:iPhoneはUSB Type-Cを採用するが、すぐワイヤレス充電に移行する?

 情報の高い精度を誇るMark Gurman記者が、各Apple製品のUSB Type-Cへの移行時期について伝えています。

 先週、EUはスマホなどにUSB Type-C搭載を義務付ける規則を正式に可決しました。これにより、多くの製品にLightning端子を搭載するAppleは対応を迫られています。

 この規則ではスマートフォンなどは2024年末までにUSB Type-Cに切り替える必要があります。規則は新しい端末に適用されるため、iPhone 16でも間に合うはずであるもののAppleは来年のiPhone 15でUSB Type-Cに移行するとのこと。iPad(無印)は今月中に発売されるとみられる新型で移行。

 AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxも2024年までに全て新型でUSB Type-Cに移行するということです。

 残るはMagic KeyboardやMagic Mouse、Magic TrackpadといったMacのアクセサリー。Gurman氏は来年iMacやMac Proなどの新型が登場し、そこで合わせてアクセサリーもUSB Type-C搭載の新型に移行すると予測しています。過去にも新型Macと同時に新型アクセサリーが発売されていました。

 さらに、AppleはEUの規則によってUSB Type-Cに移行したのではなく独自の理由で決定したと言いたいと考えているとのこと。具体的には充電速度やデータ転送速度の向上、製品間の充電方法の統一を理由にするようです。

 しかし、約10年続いたdockコネクタやLightningと異なりUSB Type-Cを搭載するのはそれほど長くは続かないようです。Gurman氏はAppleの未来はワイヤレスであり、開発が中断したAirPowerのいくつかのバージョンが実現すると予測。

 EUは有線接続で充電しないデバイスは規則から免除されると述べており、スマートウォッチもこれに当てはまります。このことから、Apple Watchのようなワイヤレス充電はEU規則の回避策になり、iPhoneやiPadも完全に移行し始めるとGurman氏は述べています。

 規則に従ってUSB Type-Cに移行したというイメージをAppleが嫌うのは容易に想像できます。今後のAppleの動向に注目したいところです。

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