HUAWEI WATCH GT 3 ProにHUAWEI Scale 3が付属してきました。Huaweiが販売している手頃な価格のスマート体組成計・体重計です。使ってみたのでレビューします。
デザイン
パッケージには本体と簡単な説明書のみ入っていました。こちらが本体。ピュアホワイトの非常にシンプルで洗練されたデザインです。
背面には滑り止めパッドと、電池ボックスがあります。単4電池4本(別売)が必要です。
30cm四方の正方形。厚さは約2cm、質量は電池込みで約1.6kg。コンパクトなので置き場所に困りません。
ペアリング
アプリはHUAWEI WATCHシリーズと同じHUAWEI Healthを利用します。電池をセットすると自動で起動し、ペアリング待ちとなります。デバイス追加の画面から指示に従うだけで簡単にセットアップできました。性別、生年月日、身長といったプロフィールは後から変更できます。
途中でWi-Fiに接続することも可能。環境によると思いますがスマホと接続済みのWi-Fiにパスワード入力せず簡単に設定できました。BluetoothとWi-Fiの両方で接続することにより、確実にすぐスマホにデータ同期が可能になります。
測定
製品に乗るとすぐに自動起動し測定が始まります。事前にスマホを操作する必要はありません。体重、脂肪率、心拍数の順に測定・表示。文字は非常にクリアで大きく、立ったままの状態で見やすいです。20秒ほどで測定が完了し、直後にスマホにデータが同期されます。
アプリでは測定されたデータが一目で見やすく表示されます。本製品が対応している指標は体重・BMI・体脂肪率・骨格筋量・内臓脂肪・基礎代謝量・体内水分率・骨塩量・タンパク質・除脂肪体重・心拍数の11種類。
各項目をタップすると推移をグラフで確認できます。
さらに、データを元にそれぞれの適正な値(理想体重など)やアドバイス、体格評価、体年齢も算出され自分の身体を知るのに役立ちます。筆者は「細身で筋肉質」で「痩せすぎ」だそうです。
iPhoneであればAppleのヘルスケアにデータを同期することもできます。
なお、対応体重は2.5kgから150kgまで。18歳未満や65歳以上は体重と心拍数のみ測定可能とのことなのでご注意ください。
機能
目標体重を設定でき、初期体重から目標体重までどのくらい進んだか・後どのくらいか視覚的に確認できます。
1つの体重計に最大10個のHUAWEI IDを紐づけられ、自動で判別します。家族が多くても1台だけあれば大丈夫。あいにく試せていません。
また、ゲストモードを搭載。情報を入力するだけで測定でき、そのデータは残りません。
最近アプリに追加された新機能「ヘルスケアコミュニティ」で家族や友人と体重も共有できるので、監視してもらうことでモチベーション維持に役立つかも知れません。
総評
あまり自分の身体のことに興味がなかったのですが、アプリで多くのデータを見ることができて評価も教えてくれるとなかなか面白いです。さらに多くのデータを測定できる上位モデル「HUAWEI Scale 3 Pro」も存在します。
乗るだけで測定も記録もしてくれるのは非常にラク。これなら毎日続けられます。ダイエットしている場合、目標に向けて細かくチェックできるのでとても役立つはずです。筆者は痩せすぎなことが分かりました。一人暮らしでは食生活が乱れるので、これ以上痩せないよう欠かさずチェックしようと思います。家族へのプレゼントにも向いていると感じました。
価格は4620円。値下がりしていて、大手メーカー製としては安く買えます。HUAWEI WATCHと揃えれば同じアプリにデータをまとめられて便利です。