サムスンは、近年Galaxy Noteシリーズの廃止や折りたたみZシリーズ開発の強化など、ラインアップの大幅な見直しを行なっています。この波は、低・中価格帯のGalaxy Aシリーズにも広がっているようで、今後販売モデルを簡素化する見込みであることがわかりました。
サムスン関連の情報に詳しいGalaxyClubによると、次期ミドルレンジ端末として予想されていた「Galaxy A74」は発売されない可能性があるとのこと。
Aシリーズの70番台は、ミドルレンジ帯の中でも比較的高いスペックを持った端末であり、現行モデルのGalaxy A73 5Gは、SoCに米QualcommのSnapdragon 778G 5Gを採用、さらに1億800万画素センサーを含む4眼構成のカメラを搭載しています。
通常、Galaxy Aシリーズのレンダリング画像や詳しいスペックなどの情報は、発表の数ヶ月前にあたる年末から徐々にリークされ始めます。
現在、同時に開発中と予想されているGalaxy A54やGalaxy A34といった端末の噂はちらほらと聞こえ始めているものの、Galaxy A74に関する目立った情報は今のところなし。GalaxyClubは、サムスンがAシリーズ内のラインアップを再編し、70番台を廃止するのではないかと予想しています。
ただし、これらの情報には疑問点も。
もしAシリーズ70番台が廃止されると、現行のラインアップでは、Aシリーズ最上位モデルは50番台になり、ハイエンド端末とミドルレンジ端末の間に大きなギャップが生じます。
また、フラッグシップ端末の廉価版という位置付けであるGalaxy S22 FE(Fan Edition)は、開発が中止されたとの噂も出ており、この格差を埋める端末がなくなる可能性があります。
サムスンがこの中~高価格帯に穴を開けたままであることや、50番台の性能を大幅に上げることは考えにくく、これらが本当である場合、おそらく別の中価格帯端末もしくは「Galaxy S23 FE」が後に発表される可能性もありそうです。
一方で、近年のGalaxyシリーズでは、端末性能の境界線がわかりにくくなっていたのも確かであり、ハイエンド端末とミドルレンジ端末の差別化が図られるという点においては喜ばしいことかも知れません。今後の更なる情報に注目が高まります。
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