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Xiaomi 13 Pro発表。1型撮像素子搭載、原神平均59.99fps

 Xiaomiは、12月11に行われた発表会において、ハイエンドスマホの「Xiaomi 13 Pro」を発表しました。やや大きい程度のカメラバンプの大きさに1型センサーを詰め込んできた衝撃を感じます。

パフォーマンス

 Xiaomi 13 ProはSnapdragon 8 Gen2を搭載。最大クロック周波数は3.2GHzで、Android端末としては現行最高峰の性能を持ちます。Xiaomiの計測によれば、Snapdragon 8 Gen1を搭載したスマートフォンと比べ、CPUのパフォーマンスは37%上昇し、電力消費は47%抑えられているとのこと。

 3400㎟の液冷VCプレートを搭載。近年のスマートフォンのパフォーマンスのベンチマークと化している原神では、平均して59.99fpsという非常に高い数値を達成。最高温度は43.09℃とかなり抑えられており、ゲーミングスマホとしても優秀です。

 メモリは8533MbpsのLPDDR5Xを採用し、容量は8/12GB。ストレージは最大4200MB/sの読み取り性能を実現するUFS4.0で、128/256/512GBを用意。メモリ・ストレージ構成については、下位のXiaomi 13と変わりません。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.73インチの有機ELエッジディスプレイ。解像度は2K(3200×1440)で、画素密度も非常に高い522PPIを実現。さすがにXperia 1以降の643PPIには遠く及びませんが、iPhone 14など競合を軽く押さえ、美麗な映像体験を実現します。

 また、1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応。スクロールしていない間などは画面の更新を抑制することで、バッテリー持ちを最適化します。画面輝度は1900nitで10bit/10億色の色表示に対応します。ガラスはGorilla Glass Victusを採用。

カメラ

 カメラはXiaomi 12Sシリーズに続いてライカとコラボ。カメラバンプにでかでかとライカの文字が記されています。

 背面カメラは5000万画素の1型センサーであるIMX989に最大70倍ズームに対応する5000万画素望遠、おなじく5000万画素の超広角の3眼で構成されています。うち、メインと望遠はOIS(光学式手振れ補正)に対応。

 IMX989はAQUOS R7やXiaomi 12S Ultra、vivo X90 Pro/Pro+といった撮影に特化したスマートフォンにこれまで搭載されていましたが、それらに比べるとXiaomi 13 Proはカメラバンプの大きさも控えめで、どちらかといえば一般ユーザーにも訴求するものとなっています。以降も大型センサーの搭載が増えていってほしいところ。

 ライカカメラのクラシックな画質をフィルターで再現できるのがウリの一つ。Xiaomi 12S Ultraなどに続き、ISO感度やシャッタースピードなども記してしまう透かしも備えます。

 このほか、起動速度や写真撮影速度を改善するXiaomi Imaging Brainを搭載。これがどのように影響するのか気になるところです。インカメラは3200万画素。

バッテリー

 バッテリーは先代より220mAh増量し、4820mAh。急速充電の規格はQC4/PD3.0に対応するほか、最大120Wの急速充電もサポート。19分での満充電を謳います。

 また、別売りのワイヤレス充電器を使えば、50Wのワイヤレス充電と10Wのリバースワイヤレス充電に対応。36分で100%まで充電できるとします。

デザイン

 本体デザインはXiaomi 12とほとんど変わらず、正方形に配置されたカメラが特徴。Xiaomi 13と正面からの画像で比較すると、どうしてもカメラバンプが大きくなっているほか、エッジディスプレイとフラットディスプレイの違いによる側面の違い程度しか見当たりません。

 本体色はブラック、ホワイト、フィールドグリーンにマウンテンブルーの4色。マウンテンブルーのみレザー調の背面素材。それ以外の3色はなんとセラミックを採用。セラミックボディといえば非常に質感が高い一方でコストもかかることで知られており、そんな素材をXiaomi 13 Proにぶっこんできたことに驚きを隠せません。

 ただしセラミックを採用したことにより、本体は非常に重くなってしまったようで、セラミックモデルは重量が229g、レザー調のマウンテンブルーは-19gの210g。ガラス素材とレザー調から選べたXiaomi 13は数グラム程度の違いでしたが、20g近く重さが違うとさすがに悩むところ。

その他

 そのほか、ステレオスピーカーを備え、Dolby Atmosに対応。NFCをサポートします。また、IP68等級の防水防塵を備えます。

 価格はメモリ8GB/ストレージ128GBのモデルが4999元(9万8000円)から。構成により一部色が選択できないようになっています。

  8/128GB 8/256GB 12/256GB 12/512GB
4999元 5399元 5799元 6299元
5799元 6299元
グリーン 5399元 5799元 6299元
ブルー
(レザー調)
5799元 6299元

 このほか、ある意味信仰心を試される「至尊套装」が用意されます。これはXiaomi 13 Proのメモリ12GB/ストレージ512GBモデルに、同日発表のXiaomi Watch S2とXiaomi Buds 4のグリーン、さらにXiaomi 13 Proの純正ケースのセット商品。価格は7999元と、ケースを勘案すれば少しオトク。

スペック表

OS MIUI 14(Android 13ベース)
SoC Snapdragon 8 Gen 2
メモリ 8/12GB
容量 128/256/512GB
画面 6.73型 2K(3200×1440)
120Hzリフレッシュレート
10bit色深度
エッジディスプレイ
カメラ 1型IMX989(5000万画素)+5000万画素超広角+5000万画素望遠
インカメラ 3200万画素
電池 4820mAh
120W急速充電
50Wワイヤレス充電
10Wリバースワイヤレス
寸法 162.9×74.6×8.38mm(セラミック)
162.9×74.6×8.7mm(フェイクレザー)
229g(セラミック)
210g(フェイクレザー)
本体色 ブラック・ホワイト・フィールドグリーン (セラミック)
マウンテンブルー(レザー調)
その他 NFC、画面内指紋認証
情報元Xiaomi
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