弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

Xiaomi 13発表!スナドラ8Gen2、大型放熱4642㎟、カラバリ9色

 Xiaomiは、12月11日に行った新製品発表会において、ハイエンドスマホのXiaomi 13を発表しました。先代Xiaomi 12の幅狭ハイエンド路線を継承しながら、さらにカメラ性能を高めたモデルです。

パフォーマンス

 同社の顔であるXiaomi 13は、Snapdragon 8 Gen2を搭載したハイエンドスマホ。最大クロック周波数は3.2GHzで、Android端末としては現行最高峰の性能を持ちます。Xiaomiの計測によれば、Snapdragon 8 Gen1を搭載したスマートフォンと比べ、CPUのパフォーマンスは37%上昇しているとのこと。

 メモリは8533MbpsのLPDDR5Xを採用し、容量は8/12GB。ストレージは最大4200MB/sの読み取り性能を実現するUFS4.0で、128/256/512GBを用意。

 放熱面積は4642㎟を実現。ニューラルネットワークを使用したとするAI温度制御エンジンを搭載します。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.36インチ。先代の6.28インチよりわずかに大きくなっており、また握りやすさを理由に採用していたエッジディスプレイからフラットディスプレイに回帰しています。

 しかし画面占有率は非常に高く93.3%。上部と左右ベゼルは1.61mm、下部ベゼルは1.81mmと非常に小さいものになっています。

 Xiaomi 12は握りやすさと画面サイズの両立を理由としてエッジディスプレイを採用していましたが、Xiaomi 13はフラットディスプレイでも本体横幅が+0.16mmに抑えられています。

 画面解像度はFHD+(2400×1080)でアスペクト比は20:9と、最近のスマホでよく見る構成。ピーク輝度は1900nitと、iPhone 14を超える明るさを実現します。一方で、Xiaomi 12では12bit/680億色での表示に対応していましたが、Xiaomi 13では2段階下がり8bit/1600万色での表示に。このスペックダウンは本当に謎です。

カメラ

 カメラは5000万画素のIMX800+1200万画素超広角+1000万画素望遠兼マクロの3眼。メインを担うIMX800のセンサーサイズは1/1.49インチで、HyperOISと称する「超光学手振れ補正」を備えます。

 Xiaomi 12Sに続いてライカとコラボを行っており、全面にライカ監修を押し出しています。カメラは正方形に近い形で配置され、左上がメイン、右上が超広角、下が望遠/マクロとなっています。

 Xiaomi 12S/12S Pro/12S Ultraなどと同じように、カメラフィルターがライカカメラに寄せたものになっているほか、焦点距離の設定より、独自のスタイルを適用し撮影することも可能。

 Xiaomi 12S Ultraで好評だった、モデル名の他に設定を記載する独特の透かしも利用できます。

 インカメラは3200万画素。1080p30fpsまでの撮影に対応で、特筆すべき事項はありません。

バッテリー

 バッテリーは先代から変わらず4500mAh。充電速度も先代同様67Wまで、中国の規制ギリギリの50Wワイヤレス充電に対応する点も変わらず。また10Wのリバースワイヤレス充電に対応します。充電周りの進化はほぼないとみてよいでしょう。

 有線では38分の充電で、無線では48分で満充電できることを謳います。

デザイン

 本体デザインはそれなりに順当な進化を踏んだような印象。個人的にはこのカメラ配置、AQUOS SenseシリーズとかMotorola Edge 20 Fusionといった比較的安価な端末を連想してしまうのであまり好きではありませんが、それなりにうまくまとめたな、という印象です。本体側面はそれこそiPhoneを模範したような金属フレーム。カメラのでっぱりはそれなりに気になるかもしれません。

 通常版はホワイト/ブラック/グリーン/ブルーの4色が用意され、背面素材はホワイトとブラックがガラス、グリーンとブルーは合皮調となっており、微妙に重さや薄さが異なります。

 また、数量限定の特別色が赤/青/緑/黄色/灰色の計5色用意されています。こちらの背面素材はガラスで、落ち着いた印象が魅力的な通常版とは異なり、車の塗装ではないかと思うほどビビッドな色合いです。

その他

 そのほか、Xiaomi 12S Ultraと同様にIP68等級の防水防塵に対応します。また、Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーを備え、BMW、Teslaや一部中国メーカーの自動車のデジタルキーに対応。スマートフォンで自動車を解錠できるようになりました。

 搭載するOSはAndroid 13ベースのMIUI 14。NFCやWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応します。

 価格は最廉価のメモリ8GB/ストレージ128GBモデルが3999元(7万8000円)。同8GB/256GBモデルが4299元(8万4000円)、12/256GBモデルが4599元(9万円)、最上位および限定色版の12/512GBモデルが4999元(9万8000円)と続きます。

スペック表

OS MIUI 14(Android 13ベース)
SoC Snapdragon 8 Gen 2
メモリ 8/12GB
容量 128/256/512GB
画面 6.36型 FHD+(2400×1080)
120Hzリフレッシュレート
8bit色深度
カメラ OIS5000万画素+1300万画素超広角+1000万画素望遠/マクロ
インカメラ 3200万画素
電池 4500mAh
67W急速充電
50Wワイヤレス充電
10Wリバースワイヤレス
寸法 152.8×71.5×7.98mm, 189g(ガラス)
152.8×71.5×8.1mm, 185g(フェイクレザー)
本体色 ブラック・ホワイト(ガラス背面)
フィールドグリーン・マウンテンブルー(フェイクレザー背面)

レッド・ブルー・グリーン・イエロー・グレー(特別版、ガラス背面)

その他 NFC、画面内指紋認証
情報元Xiaomi
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない