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FCNT破綻でトーメンデバイスが債権38億円の回収困難。arrowsのサムスン部品

サムスン製OLEDパネルを搭載したFCNT arrows N F-51C

 株式会社トーメンデバイスは、FCNT株式会社の民事再生により、FCNTに対する債権を回収できなくなる可能性が生じたと発表しました。

 開示情報によると、売掛金は38億円にのぼるとしています。この金額は、トーメンデバイスの純資産441億9800万円のうち割合として8.7%となります。

 トーメンデバイスとは、DRAM、FLASH、 MCPといったメモリー半導体、ASIC、DDI、CMOSイメージセンサーといったシステムLSI半導体、液晶やOLEDといったパネル部品などサムスン電子の製品を取り扱う商社です。

 FCNTはサムスン製部品で自社製品を作っていました。部品調達にトーメンデバイスを活用、売掛金を払わないまま民事再生手続きを行ったものとみられます。

 FCNT倒産による債権回収への影響を精査中で、公表すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとトーメンデバイスは声明しています。

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