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脱Googleの/e/OS搭載「Fairphone 4」米国で販売開始。ユーザーにも環境にも優しいスマホ

 オランダのFairphoneは、同社が2021年9月に発表した「Fairphone 4」の米国における販売を開始しました。

 「Fairphone 4」は、修理用部品を比較的安価に購入可能で、ユーザー自身が簡単に修理可能であるほか、本体素材に100%リサイクルのプラスチックを使用したり、最低5年間のAndroidメジャーOSバージョンアップを保証するなど、環境にもユーザーにもやさしい点が特徴。

 今回発表された米国版「Fairphone 4」最大の特徴は、本体のOSに/e/OSを採用している点。/e/OSは、よく「カスタムROM」と呼ばれる、有志によるAndroidベースの派生OSであり、e Foundationが開発を行っています。

 /e/OSにおいては、ユーザーのプライバシー保護を第一に開発されており、徹底的なGoogleのアプリケーションやサービスの排除が行われています。Googleのサービスを利用するにあたり必要不可欠といっても過言ではないGoogle Play開発者サービスがインストールされていないため、Googleのサービスを使わない限りはGoogleアカウントが不要です。

 とはいえGoogle製サービスを利用する必要があるときにも、Google Play開発者サービスと互換性のあるmicroGが導入されているため、問題なくアプリの利用が可能とのこと。

 「Fairphone 4」のスペックは、SoCに米QualcommのSnapdragon 750Gを採用。内蔵ストレージは128または256GB、実行メモリは6GBまたは8GBから選択可能。microSDカードによる最大2TBのストレージ拡張にも対応しています。バッテリー容量は3905mAh。

 6.3インチ、解像度HD+の液晶ディスプレイを採用。背面カメラは、4800万画素の広角と4800万画素の超広角の2眼構成。インカメラは2500万画素となっています。

 e Foundation創設者のGaël Duval氏は、「高度なプライバシー保護を備えた高品質で持続可能な端末をアメリカに導入できることに興奮している」との声明を発表。持続可能でユーザーに優しいFairphoneと、ユーザーの個人情報を第一に考える/e/OSのコンセプトがマッチした「Fairphone 4」は、ユーザーファーストのスマートフォンとして非常に高い完成度を誇ります。

 米国版「Fairphone 4」の公式オンラインショップにおける販売価格は、実行メモリ6GB、内蔵ストレージ128GBモデルが599ドル(約8万3000円)から。

OS /e/OS Android 12
SoC Snapdragon 750G
メモリ 6/8GB
容量 128/256GB
画面 6.3インチ(2340×1080)
カメラ 広角:4800万画素
超広角:4800万画素
インカメラ 2500万画素
電池 3905mAh
寸法 162 × 75.5 × 10.5mm, 225g
情報元Fairphone
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