Twitterはイーロン・マスク氏の買収後、様々な変化が起きています。
その施策には賛否両論ですが、日本時間2023年7月1日から「一時的な制限」として実装された投稿可読数上限は、大きな反発を生みました。
今回、Twitterの代替SNSとして注目されている分散型短文投稿SNSのひとつ「Misskey」を紹介します。
Misskeyは、syuilo氏が開発しているオープンソースソフトウェア。代表例は「Misskey.io」です。
別にMisskey.ioしか存在しないというわけではありません。様々な管理者のインスタンス(サーバー)があり、趣味などによってわかれています。利用者は好きなインスタンスを選びましょう。同じ趣味を共有する仲間と繋がりやすいのは良いですね。
でも、それぞれのインスタンスで登録してしまうと、他のインスタンスの人とは仲良くできないのかな?というとそんなことはなく、ActivityPubで他のインスタンスと繋がっているんです。そこが分散型SNSと呼ばれる由来です。このつながりを連合、Fediverseと言ったりもします。
他のインスタンスだけではなく、Mastodonの人をフォローすることもできるんですよ。面白いですね。試しに、マストドンのすまほん!!のアカウントを、リノート(RTに相当)してみました。
Misskey.ioに参加しています(アカウントはこちら)が、みんなのノート(ツイートに相当)の雰囲気はわりと「古き良きインターネット」、使い勝手はTwitter+Discordの絵文字機能って感じです。インスタンスごとのカスタム絵文字が設定されているので、絵文字でリアクションするのがみんなの楽しみです。
「(レターパックで現金送れ)は全て詐欺です」はMisskeyの絵文字から大いに流行ったネットミームですよね。
登録手順は、好きなインスタンスを選んで、ユーザー登録「このサーバーに登録する」を選択。
注意事項と規約に同意して、ユーザー名・メールアドレス・パスワードを設定します。
ブラウザからMisskeyにログインすると、PWAにも対応の公式クライアント「Misskey Web」を利用できます。PWAなのでスマホにてアプリのようにホーム画面からショートカットを置くこともできます。(スマホのブラウザからMisskeyを開いて「ホーム画面に追加(iOS Safari)」「アプリをインストール(Android Chrome)」)
ほかのアプリとしてはMilktea、Kaiteki、MissRirica、Misscat、SocialHubを活用できます。筆者は基本的にはPCでWeb版か、AndroidスマホでMilkteaを使って楽しんでいますよ。
取り急ぎご紹介まで。それでは、みなさんもMisskeyに挑戦してみてくださいね。