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ゲームエンジンのUnity、「Apple Vision Pro」コンテンツが作れるプログラム提供開始

 ゲームエンジンの「Unity」は、アップルのXRデバイス「Apple Vision Pro」の「visionOS」向けベータプログラムを開始。開発者が同デバイス向けのゲームを制作可能になりました。

 ベータプログラムは、「PolySpatial」などを提供。「Apple Vision Pro」の機能を活用しつつ、「visionOS」で動作する体験を構築できます。

 クリエイターは、新コンテンツを構築したり、既存の体験を「visionOS」に移植したりすることも可能です。

 また「PolySpatial」と アップルの「RealityKit」で管理されたアプリのレンダリングによって、「visionOS」の他アプリと統一された見た目と使い勝手にできるとのこと。

 UnityのRalph Hauwert氏は、ベータプログラムの開始について以下のように述べました。

 Appleと協力することで、何百万ものゲームやアプリの開発者が存在するUnityエコシステムが、このエキサイティングな新しいプラットフォームにUnityアプリを提供できることを嬉しく思います。

 「Unity PolySpatial」は、開発者が慣れ親しんだエディターを使用して、新しい没入感のある体験をより効率的かつ合理的に作成できるようにします。これは、開発者が一度作成すればどのプラットフォームにも展開できるという当社の信条の中核となるものです。

「Apple Vision Pro」は、アップルが2023年6月に公開した“空間コンピューター”。アメリカでは2024年前半、その他“多数”の国では、同年後半に発売予定です。価格は50万円(!)。

 同デバイスは、VR/AR/MR機能のほか、前面にディスプレイを搭載し、使用者の顔を投影するといった独特の仕組みを有します。

 また多くのVR機器とは異なり、アイトラッキングとハンドトラッキングで操作するのも特徴です。

 今回のベータプログラム開始を見ていると、「Apple Vision Pro」の発売が迫るのを感じます。一時期「ホントに出るのか?」みたいな雰囲気だったのが、ちょっと懐かしいですね。

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