中国Vivoは7月4日、新型のスマートフォン「Vivo iQOO 11s」を発表しました。
Vivo iqoo 11sは、2022年末に発表された「Vivo iQOO 11」の改良型。スマートフォンでゲームをプレイするユーザー向けに設計されたモデルです。
ディスプレイは6.78型AMOLEDで、最大リフレッシュレートは144Hz。

2つの振動用X軸リニアモーターを搭載しており、横向き使用時に左右の振動を区別することで、リアルで鮮やかなゲーム体験を提供するとしています。
SoCは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」。実行メモリは12GBまたは16GBでLPDDR5X。内蔵ストレージは256GB/512GB/1TBの3種類でいずれもUFS4.0対応です。

ゲームプレイ時に気になる温度上昇については、一体型ダイキャストVCベーパーチャンバーの採用で冷却能力を大幅に向上。複数の温度センサーを活用して、よりタイムリーな温度管理やパフォーマンス調整が可能となりました。

単に良いチップを積むだけでなく、チップの性能を十分に引き出せるよう温度管理を強化している点はゲーミングスマホならではと言えるでしょう。
背面カメラはメイン(5000万画素)+超広角(800万画素)+ポートレート(1300万画素)の3眼構成で、最大20倍のデジタルズームや8K動画の撮影に対応と、フラグシップモデルとしては悪くないスペックです。

そして、地味に便利そうなのが、ディスプレイに映した書類を撮影した後、画像からモアレを除去して読みやすくしてくれる機能。PCやタブレットに表示した資料をスマートフォンのカメラで撮影する場面は案外多いので、こうした機能は助かるという方も多いのではないでしょうか?

バッテリーは4560mAh相当で、200Wの超高速フラッシュ充電に対応。実際にこういった使い方をするかは別として、理論上は5分間の充電で最大3時間の動作が可能です。
価格は3799人民元(約7万5500円)から。中国国内では7月10日発売予定となっています。
| OS | OriginOS 3(Android 13ベース) |
|---|---|
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
| メモリ | LPDDR5X, 12GB / 16GB |
| 容量 | UFS4.0, 256GB / 512GB / 1TB(12GBモデルは256GBのみ) |
| 画面 | 6.78型AMOLED(3200×1440) |
| カメラ | メイン 5000万画素/ 超広角 800万画素 / ポートレート 1300万画素 |
| インカメラ | メイン 1600万画素 |
| 電池 | 4560mAh相当 |
| 寸法 | 164.86 x77.07 x 8.40-8.72 mm |
| 重量 | 206.5-209.5 g |


















