弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

「nubia Z50S Pro」正式発表!OC版スナドラ8Gen2と35mmカメラ搭載

 中国ZTE子会社のNubiaは7月20日、新型スマートフォン「nubia Z50S Pro」を発表しました。2022年12月に発表された「nubia Z50」の上位版という位置づけです。

筐体デザイン

 nubia Z50S Proは、背面上部に大型の円形カメラユニットを配したデザイン。カメラ部分は写真で見る限り全体の1/3ほどもあり、スマートフォンよりもコンパクトデジカメに近い印象を受けます。

 カラーはホワイト(特別版)、カーキ、ブラックコーヒーの3種類。ホワイト(特別版)はナノレベルのコーティングで美しく光を反射する特殊仕上げとなっており、白い大理石のような高級感漂うデザインです。

 カーキとブラックコーヒーはザラザラとしたレザー風の仕上げをメインに、左サイドにメタリック調のラインを走らせアクセントとするデザイン。クラシックカメラをモチーフとしており、後述のカメラ性能と合わせ、カメラファンの心を擽る仕上がりとなっています。

カメラ

 nubia Z50S Proの中でも、最も力が入っているのがカメラ周りです。構成はメイン(5000万画素)、超広角(5000万画素)、望遠の3眼ですが、メインカメラは1/1.49型センサーと焦点距離35mm相当(f/1.59)のレンズを採用。開口部は5.21mmと広く取られており、より多くの光を取り込める設計となっています。

 同社の従来機種と比べ、センサーへの入射光量は34%、センサーの光感度は56%それぞぞれ向上。ポートレート撮影時の背景ぼけ効果や夜間撮影能力が強化されました。

 光学ズームの倍率は最大6倍。光学手ぶれ補正(OIS)により、画質を保ったまま手ぶれの影響を抑えた撮影も可能です。

 手軽に写真を撮ることよりも、撮影自体を楽しみたいユーザーのために、カメラのハードウェアにトコトンこだわった製品と言って良いでしょう。

SoC

 SoCはQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 2(Leading Edition)」を採用。同社の最上位チップ「Snapdragon 8 Gen 2」のオーバークロック版とされており、クロック周波数はCPUが最大3.36GHz、GPUが719MHzです。

 心配される発熱については、ゲーミング端末顔負けの強力な冷却システムを用意。ダイヤモンドサーマルゲル、ナノカーボンファイバーやグラフェンを使った多層放熱材料と 9個の高精度NTC温度センサーを活用し、リアルタイムで冷却方法を自動調整してくれます。

 Androidスマートフォンの中には長時間撮影時に内部温度が上昇し、撮影を続行できなくなる機種もあるだけに、放熱に気を遣った設計は嬉しいポイント。撮影だけでなく、ゲームやライブ配信など、負荷の大きなアプリを使うユーザーにも有力な選択肢となりそうです。

実行メモリ / 内蔵ストレージ

 nubia Z50S Proの実行メモリは高速なLPDDR5X規格で、12GBと16GBの2種類を用意。内蔵ストレージは256GBと1TBと両極端な構成となっています。

 組み合わせは「12GB+256GB」「12GB+1TB」「16GB+1TB」の3種類。写真や動画をたくさん撮影したり、大容量のゲームをいくつも楽しみたいユーザーは1TBのモデルを選択すれば間違いないでしょう。

 256GBモデルは少しでも価格を安く見せるために用意した製品と見られます。大容量の内蔵ストレージを必要としないユーザーには悪くない選択肢ですが、OSのアップデート終了まで使い倒すなど、長期間使うつもりであれば、大は小を兼ねるで1TBモデルを選ぶ方が賢明です。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.78型(2800×1260)のAMOLEDディスプレイを採用。フロントカメラはパンチホール式で、画面上部中央に1つ配置されています。昨今のAndroidスマートフォンではよく見かけるスタイルですね。

 縁の部分については、nubia Z50の湾曲(エッジ)仕様に対して、nubia Z50S Proはフラット仕様。湾曲かフラットかはユーザーにより好みが分かれるところですが、写真や動画の撮影、閲覧に限って言えば、縁の部分が歪まないフラット仕様の方が相性は良いでしょう。

 AMOLEDパネルには新しいQ9発光材料を採用し、前世代の素材と比較して15%の消費電力削減を実現。調光システムは2160Hzの高周波PWM調光とグローバルDC調光で、目の疲労を効果的に軽減するとしています。

 リフレッシュレートは最大120Hz。こちらは昨今のAndroidフラッグシップモデルでは定番のスペックです。動きの激しいゲームや動画に対しても十分対応できるでしょう。

バッテリー

 ハードな使い方を支えるバッテリーの容量は5100mAh。日常的な使用で最大37時間使用可能とされており、メーカー発表通りならバッテリー消費に悩まされることはなさそうです。

 バッテリーを使い切った際も、最大80Wの急速充電を活用すれば短時間での充電が可能。独自規格のため対応した充電器類を持ち運ぶ必要はありますが、移動の合間など限られた時間でもそれなりの容量を充電できる点は高く評価できます。

価格 / 発売日

 nubia Z50S Proの価格は3699人民元(約7万2500円)から。7月27日より、中国国内版がZTE公式ストアなどで発売中です。グローバル版については発表されていませんが、日本での発売にも期待したいところですね。

  nubia Z50S Pro
OS MyOS13(Androidベース)
SoC Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2(Leading Edition)
メモリ LPDDR5X, 12GB / 16GB
容量 256GB(12GBモデルのみ)/ 1TB
画面 6.78型AMOLED(2800×1260), リフレッシュレート最大120Hz
カメラ 5000万画素(メイン, f/1.59,35mm) / 5000万画素(超広角, f/2.0,13mm) / 画素数不詳(望遠, f/2.4,80mm)
インカメラ 1600万画素
電池 5100mAh, 超高速充電(最大80W) 
重量 228 g
カラー ホワイト / カーキ / ブラックコーヒー
中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD]
AliExpress Global
情報元ZTEnubia
詳しく読む
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない