vivoは、同社が販売する「vivo Pad 2」より手に入れやすいタブレットとして、「vivo Pad Air」を発表しました。
vivo Pad Airは、SoCにSnapdragon 870を搭載。最新世代のSnapdragon 8 Gen2から数えて3世代前の「Snapdragon 865」の焼き直しですが、Xiaomi Pad 6など高性能タブレットによく見られます。ストレージはUFS 3.1の128/256/512GB、メモリは8/12GBを用意しています。
ディスプレイも高い性能を持ちます。11.5インチの液晶を採用し、リフレッシュレートはタブレットとしてトップクラスに高い144Hz、10億7000万色の表示に対応するほか、その画面解像度は2800×1840。iPad Proを上回る画素密度を実現しています。
また、アスペクト比は3:2。iPadやSurfaceの一部機種と同じであり、マルチタスクで利用しやすい大きさです。
背面カメラは800万画素、フロントカメラは500万画素と、画面や処理性能に比べればだいぶ抑え目という印象を受けます。
スピーカーは、4基を対照的に配置。40インチテレビのモノラル出力を超える設計とアピールしています。また、Dolby Atmosに対応し、vivo独自の「3Dパノラマオーディオ」もサポートします。
バッテリーは8500mAh、44Wの急速充電に対応。12.6時間連続でHD動画を再生できると謳います。
中華系のタブレットでよくみられる、スマートフォンやPCとの連携も充実。スマートフォンとの連携では、スマートフォンをタブレットの画面にタッチさせるだけで転送を行える「ワンタッチパス」や、スマートフォンに届いた着信をタブレットで受け取ることのできる機能などに対応します。
PCとの連携では、リアルタイムのクリップボード共有や、タブレットからリモートでPCを操作する機能、タブレットとPCが別々に動作しながら、マウスとキーボードを共有して利用できる機能などが利用できるとのこと。
アクセサリーはvivo pencil 2とvivo smart keyboard Airの2種類を用意。
本体色はブルーとシルバー、ローズゴールドの3色。ローズゴールド以外は上位に当たるvivo Pad 2と似たような色合いです。価格は最廉価モデルの8GB/128GBモデルが1799元、最上位の12GB/512GBが2599元となっており、日本円にして4万円からという安さを実現しています。
OS | Origin OS 3(Android 13) |
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SoC | Snapdragon 870 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 11.5型 2.8K(2880×1840) |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 8500mAh 44W急速充電 |
寸法 | 259.73×176×6.67mm, 530g |
その他 | Bluetooth 5.2、NFC、USB3.0 |