ZTE傘下のnubiaから12月29日に発売予定の「nubia Z60 Ultra」ですが、発売10日前の12月19日、早くも分解動画がYouTubeで公開されました。
動画をアップロードしたのは「微机分WekiHome」というチャンネル。およそ10分30秒の動画内では、nubia Z60 Ultraを丁寧に分解し、内部のパーツの配置などを解説しています。
動画を見る限り、nubia Z60 UltraではSoCやカメラユニットなどの主要なパーツ類を本体の上部(全体の約1/3のスペース)に集中配置し、残りの空間に大型のバッテリーを搭載する設計となっています。同機の外装はカメラユニット周辺部が若干出っ張ってますが、これはSoCなどカメラ以外のパーツを配置する空間を確保する目的もあったようです。
本機はワイヤレス充電に対応していませんが、本体下部のほとんどを占有するバッテリーを見れば、充電コイルを入れる余地がなかったことは容易に想像できます。
分解、再組み立て作業のいずれも難所と呼べる点がなく、比較的修理しやすい設計となっていることも見逃せないポイント。業界のトレンドが同じ端末をできるだけ長く使う方向へシフトしつつある昨今、修理のしやすさは大切な要素の1つです。
ちなみにスマートフォンの分解は、一歩間違えると火傷や火災に繋がる可能性もある危険な行為。日本国内では分解済み機体を元に戻した後の利用で法令に触れることもあり得るので、興味本位で分解することは避けましょう。修理やバッテリー交換の際も、メーカーのサポートや認定済みの専門の修理店などの利用がお勧めです。