初の日本PCメーカーからのCore Ultra製品発表!
Dynabook株式会社は、14.0型液晶搭載「Dynabook R9」の最新モデルを発表しました。Intel Core Ultraを搭載し、2024年4月下旬に発売します。価格はオープン価格。想定価格は税込み29万円台。
Dynabookブランドは今年で35年。Dynabook杉野氏の入社とほぼ同じ年数だそう。その間、3つのゲームチェンジがあったといいます。
1989年、ダイナブック、ノートPCの出現で場所の制限から開放。
1990年代半ばからのインターネット普及でビジネスからプライベートまでPCが浸透へ。
そして昨今のAI。個人の限られた思考の中ではできなかったこと壁を開放できる、それをIT業界で間近に見られるのは幸福だと感じているといいます。
AIは2023年まではあくまで存在が認知された時代で、2024年はビジネスとしても伸びる、デバイスもクラウド側、エッジ側両方で進化すると考えているとのこと。
クラウド側だけで全てを担えるのか。情報量と通信速度、応答性、万人が利用するほど遅くなり、サーバーコストや電力といったインフラの課題が存在します。そのため処理の一端をエッジ側で担うことに意義があるといいます。利用者目線では応答性の向上、クラウド側に渡していないパーソナルな情報を入れて身近な「アシスタントやパートナー」になり得るといった点が恩恵になるとしています。
そうしたAIをエッジ処理するPCを具現化する「dynabook R9」。Intelの16コアのCore Ultra 7 155H搭載。AI処理専用のNPU、Iris Xeと比較して消費電力あたりの性能が2倍になったIntel Arcグラフィックス、低電力Eコアを搭載。それらを活かすCPUパフォーマンスを安定持続させるdynabook エンパワーテクノロジーを備えます。
放熱技術、高密度実装で安定して28Wで動作することに注力しつつ薄型、筐体重量わずか1.05kg軽量化も達成。筐体はマグネシウム合金筐体。MIL規格10項目試験も実施。
キーボードにはCopilotキーを搭載。ChatGPTベースの対話型インターフェイス「Copilot in Windows」をワンタッチ起動できるといいます。
dynabook R9は、Intel Evo Edition準拠。インテル安生氏によれば、かつてのIntel「ウルトラブック」ではスペック・仕様をギチギチに決めていたのに対して、Evo Editionではユーザー体験を保証する仕組みになっており、メーカー裁量が大きく各社のカラーが出ているとのこと。
ダイナブックを買う [AD] |
Dynabook Direct |