中国のスマートフォンメーカーBlackviewが、「世界最安」の折りたたみスマートフォン「Blackview Hero 10」を5月に発売すると発表しました。価格は400ユーロ。ただし日本円暴落のため現時点の為替レートでは6万7千円となってしまうため、本当の世界最安は6万3000円のLibero Flipです。あくまで日本除く国際市場での最安値です。
「Blackview Hero 10」は、6.9インチ・解像度2560×1080ピクセルの有機ELディスプレイを搭載。画面は60Hz駆動のため、Libero Flipよりもリフレッシュレートは低くなっています。「水滴ヒンジ」採用、25万回の開閉に耐えられるとしています。
カメラは1億800万画素メインと800万画素超広角の2眼を搭載。インカメラは3200万画素となっています。
チップセットはMediaTek製の「Helio G99」を採用。5G通信には対応していませんが、実行12GBメモリと256GBストレージを搭載しています。
バッテリー容量は4000mAhで、45Wの高速充電に対応。わずか20分の充電で48%まで充電できるとのことです。
ボディはアルミ合金フレームとビーガンレザーを採用。「サクラパープル」と「エクリプスブラック」の2色を用意。重量は198gとなっています。
「Blackview Hero 10」の登場により、折りたたみスマートフォンの価格競争が一層激しくなりそうです。
なお、出荷時Android 13で、今年中のAndroid 14へのアップデートと、「3年間のソフトウェアサポート」を公約しているのは見逃せませんが、3年間のアップデートにOSバージョンアップが含まれるかどうかは不透明で、あくまでセキュリティアップデートやバグ修正に留まる可能性もあるため、あまり過度な期待はしないほうが得策でしょう。
OS | DokeOS 4.0 (Android 13) |
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SoC | Mediatek Helio G99 |
メモリ | 12GB (LPDDR4X) |
容量 | 256GB (UFS 2.2) |
画面 | 6.9型 (1080 x 2560) |
カメラ | 1億800万画素 (メイン), 800万画素 (超広角) |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4000mAh |
寸法 | 169.0 × 75.7 × 8.1 mm, 198g |
その他 | 45W高速充電, ステレオスピーカー, NFC, デュアルSIM |