メタ社は、初代Meta QuestことOculus Questのアプリ関連のサポートを4月30日に終了することを発表しました。
Questは2019年に発売したデバイスで、2020年のMeta Quest 2(当時はOculus Quest 2)のリリースと同時に販売が終了しています。
4月30日以降、Quest(のインターフェイス)は公式ストアやApp Lab(正式承認前のアプリを配布できるストア)で新発売するアプリを表示しなくなります。
開発者サイドの話としては、Questのみをサポートするバージョンの展開が不可能になるとのこと。
また複数のQuestシリーズ(Quest、Quest 2、Quest 3)に対応するバージョンをアップロードした場合は、Questのサポートをブロックする仕組みになるのだとか。
ちなみに30日より以前に発売したアプリについては、期日の後もQuestに関連するアップデートを展開できるそうです。さすがに、この辺りは考慮したみたいですね。
メタ社は以前からサポートを段階的に縮小しており、システムアップデートは2023年2月、既に終了済。
セキュリティ関連の更新やバグ対策のパッチの配布は継続しており、2024年8月まで実施する計画です。
ディスコン後も細々と続いていたQuest関連のサポートですが、今回のアプリサポートの終了で大きな「節目」を迎えることになります。
すでにQuestをサポート外とするアプリも少なくないですが、4月30日以降は、そんな動きがもっと加速するかもしれません。