2024年に発表したメタ社と韓国LG社のXR領域における協業。同プロジェクトで開発中と噂のXRデバイスのリリース時期が2027年に延期したようです。韓国のSedailyなどが報じています。
この提携は、メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOが2月に韓国を訪れて締結したもの。
当初は、Meta Quest Proの後継機にあたる製品を、2025年に発売するという情報が浮上していましたが、どうも風向きが変化してきたようです。
Sedailyによると、今回の延期は両社の間に意見の相違が発生し、最終的にLG側が「シナジーが少ない」と判断して決定したとのこと。
現時点では、開発(と噂の)デバイスの詳細は不明ですが、メタ社はMeta Quest 3の廉価版に相当するデバイスを開発中との情報もあり、そちらの展開を優先している可能性があります。
Quest ProはQuest 3と比較した場合、光る部分もあるものの、全体的にはかなり尖った仕様かつ高価でした。
また、最近出たハイエンドXRデバイスといえばApple Vision Proですが、現時点では大ヒットではない雰囲気。
メタ社的には、高リスクのハイエンド機器(Meta Quest Proの後継機)領域よりも、今はQuest 3をプッシュしたいのかもしれませんね。