HONORは、フラグシップスマートフォン「Honor Magic7 Pro」を中国国内で発表しました。
Magic7 Proは、背面ガラス仕上げ、ディスプレイ側はDynamic Islandを採用したiPhoneのようなデザイン。また、Magic6 Proではディスプレイの左右が曲面処理となっていましたが、Magic7 Proはフラットになっています。カラーバリエーションはグレー、ホワイト、ブラック、ブルーの4色。
ディスプレイサイズは6.8インチ、リフレッシュレートは1-120Hzの可変となっています。また、ディスプレイ輝度は最大5000ニトに達するとのこと。直射日光下でも問題なく画面を視認することができるでしょう。
防水防塵に関しては、IP68、IP69の試験に合格。連続的な水没に加え、高温高圧のウォータージェットにも耐えうるとのことです。
バッテリー容量は5850mAhとなっており、充電は有線接続で100W、無線接続では80Wで可能とのこと。さらに、独自エネルギー効率化チップであるHONOR E2も搭載。バッテリー切れを気にせず使用できそうです。
SoCには、最近発表された最上位モデルである、Snapdragon 8 Eliteを搭載。高速な処理を可能にしています。
カメラはトリプルレンズ構成。メインの広角レンズは5000万画素(F1.4-2.0)、超広角レンズは5000万画素(F2.0)。3倍望遠はなんと2億画素(F2.6)。強力な望遠が期待できるでしょうか?また、HONOR独自のAI処理により、顔写真を表情豊かにしたり、複雑な照明効果も正確に描画する効果があるとのことです。
そして、Magic6 Proに搭載されていた、3D顔認証も続投。従来のAndroidスマホの顔認証に多い2D認識から精度を大幅改善しているとのこと。また、超音波式の指紋認証も搭載しており、認証に関しては最強のスマートフォンに仕上がっています。
まさに高性能を詰め込んだと言っても過言ではない、Magic7 Proの発売日は11月8日、価格は6199人民元(約13.3万円)から。内蔵ストレージは256GB/512GB/1TB、実行メモリは256GBモデルが12GB、512GB/1TBモデルが16GBとなっています。
見た目や性能面からiPhoneを強く意識した作りであり、中国の市場拡大に苦戦するAppleにとっては、さらなる強敵となることが予想されます。
Honor Magic7 Pro | |
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OS | MagicOS 9 (Android 15ベース) |
SoC | Snapdragon 8 Elite (4.32GHz x 2 + 3.53GHz x 6 オクタコア) |
実行メモリ | 12GB/16GB |
内蔵ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
画面 | 6.8型 (1280×2800), 1-120Hz, LTPO OLED |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/6/7 |
Bluetooth | Bluetooth v5.4 |
カメラ | 3倍望遠レンズ : 2億画素(F2.6) 超広角レンズ : 5000万画素(F2.0) 広角レンズ : 5000万画素(F1.4-2.0) |
インカメラ | 広角レンズ : 5000万画素(F2.0) |
電池 | 5850mAh、100W有線充電, 80W無線充電 |
寸法 | 162.7 × 77.1 × 8.8mm, 223g |
その他 | 超音波式画面下指紋認証、3D-ToF顔認証、防水防塵(IP68/69) |