Lenovoは、中国市場においてハイエンドタブレットの「Yoga Pad Pro AI」を発表しました。Snapdragon 8 Gen 3を搭載するハイエンドタブレットで、価格は3299元(6万7000円)から。
Yoga Pad Pro AIはAI性能を訴求したタブレットで、中国本土ではGoogle不在によって利用できない「かこって検索」のような機能を独自に使えるようにしているのが特徴ですが、不思議なのがモデル構成と命名。
メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが「Yoga Pad Pro」で、メモリ16GB/ストレージ512GBモデルが「Yoga Pad Pro AI元启版」という名称になっています。なお非AIモデルで利用が制限される機能があるのかと言われればそうではなく、両モデルの差異はメモリ・ストレージのほかに「AI版にはキーボードとスタイラスペンが付属する」というポイント程度であるようです。
先述した通り搭載するSoCはSnapdragon 8 Gen 3。若干型落ち感はあるものの、タブレットに搭載されるSoCとしては現状最高峰の性能を誇ります。メモリは12/16GB、ストレージは256/512GBのみ。
ディスプレイは12.7インチと大柄。解像度も2944×1840と高く、144Hzのリフレッシュレートに対応。「超低反射率スクリーン」により、画面への映り込みやちらつきを抑えているといいます。
本体は6スピーカーを搭載。harman/kardonによる監修を受けているといい、他にもDolby Vision・Atmosに対応しています。
バッテリーは1万200mAhを搭載。68Wの急速充電により、45分で0%から80%までの充電を行えるとしています。
プリインストールOSはAndroidをベースとしたZUXOSなるカスタムUI。どうやらこれまでLenovoの中国向け端末に搭載されていたZUIの名称が刷新され、ZUXOSになったようです。
本体色はブルーとホワイトの2色。上位モデルであるYoga Pad Pro AI元启版はホワイトのみと割り切った仕様です。価格はYoga Pad Proが3299元(6万7000円)、Yoga Pad Pro AI元启版は4799元(9万8000円)となっています。
OS | ZUXOS (Androidベース) |
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SoC | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 12/16GB |
容量 | 256/512GB |
画面 | 液晶 12.7型 2944×1840 最大144Hzリフレッシュレート |
カメラ | 不明 |
インカメラ | 不明 |
電池 | 10200mAh 68W急速充電 |
寸法 | 不明 |
その他 | スタイラスペン対応、Harman Kardonチューニング6スピーカー、Dolby Vision/Atmos対応 |