PayPay株式会社は、スマートフォンの標準カメラアプリからQRコードを読み取って直接決済できる新機能の提供を開始すると発表しました。iOSとAndroid端末の標準カメラで対応するとのことです。
これまでPayPay加盟店でQRコード決済を行う際は、まずPayPayアプリを開いて「スキャン」アイコンをタップする必要がありました。しかし多くのユーザーが標準カメラアプリでQRコードを読み取ろうとして失敗するケースが発生していたそうです。
新機能では、スマートフォンのロック画面などから標準カメラアプリを起動し、QRコードを読み取ると専用ウェブページが立ち上がり、そのままPayPayの支払い画面に遷移するとしています。これにより、スマートフォンやPayPayアプリの操作に不慣れなユーザーでも、簡単に決済できるようになるとのことです。
PayPayによると、専用ウェブページには一定の制限を設けており、制限を超えるとエラー画面に切り替わる仕組みを実装したとしています。これにより、誤って同じQRコードを何度も読み取って連続で決済してしまうことや不正利用を防止するそうです。