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AQUOS R9 proの致命的不具合、発売3ヶ月後にようやく改善されるアップデート配信

 シャープは2025年3月3日、AQUOS R9 proの公開市場向けSIMフリー版SH-M30に対してソフトウェア更新を開始したと発表しました。写真撮影とビデオ撮影の画質向上、動作の改善が図られています。

 写真撮影においては、標準カメラで動く被写体を撮影した際のブレを低減したほか、広角カメラのAF精度を向上。また、広角カメラで夜間に撮影した際の解像感も向上させています。さらに「料理の影を消す」機能の性能も強化されたとのことです。

 ビデオ撮影に関しては、標準カメラで夜間に撮影する際の手ぶれ防止機能が向上しました。

 動作面での改善点としては、画面消灯時にシャッターキーを長押ししてもカメラアプリが起動しないことがある事象を修正。また、気温5℃前後の場合に望遠カメラで遠景を撮影する際にピントが合わない問題も改善されています。さらに、動画撮影中にズーム倍率を大きく変えた場合に映像がフリーズすることがある現象も解消されたとしています。

 カメラシャッターボタン搭載が大きな注目点で、筆者の購入動機でしたが、画面消灯時にシャッターキーを長押ししてもカメラアプリが起動しない不具合には辟易していました。また、本機を写真家に利用してもらったのですが、環境等によっては撮影完了のラグが少しあるためか撮影失敗しやすいとの指摘も。こうした事象が今回のアップデートで治っているのでしょうか?あくまで動態判定起因の撮影失敗を改善しただけで、他の要因による撮影失敗はまだ治ってない可能性もあると思います。

 発売から3ヶ月ですが、クリティカルな事象の改善は発売からまもなく修正すべきだったと強く思いますね……。

情報元SHARP
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