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ついに来た「小型」Androidゲーミング格安タブ!「Alldocube iPlay 70 mini Ultra」の発表を告知

 Amazonなどで比較的安価なタブレットを多く販売するAlldocubeは、世界市場に先駆けて日本で「iPlay 70 mini Ultra」を4月10日に発表することを告知しました。中国市場限定版の「掌玩mini2 Ultra」とほぼ同一の仕様であると考えられますが、驚きなのはその性能と価格。直接の競合が現状見当たらない端末として、かなり期待したいものとなっています。

 まず魅力的なのが搭載するSoCをはじめとしたパフォーマンス。SoCにはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載しています。このチップはXiaomi Pad 7やAQUOS R9などに採用されており、そのAnTuTuベンチマークスコアは130万点後半から140万点ほど。さすがに現行ハイエンドスマホには及びませんが、何世代前かのフラッグシップSoCに匹敵する性能を叩き出します。

 またVCプレートや多層グラフェンシートによって強力な放熱設計を行っているとのこと。ここは実際に使わないと分からないところではありますが、VC(ベイパーチャンバー)のあるなしによって放熱性能は大きく変わりますし、そもそも体積が広く放熱面積をとても確保しやすいタブレットというアドバンテージも活かすことができるので、同価格帯のスマートフォンより優れた体験ができそうです。

 メモリは12GBのLPDDR5X、ストレージはUFS 3.1の256GB。容量に困ることはなかなかなさそうです。

 ディスプレイのサイズも魅力的。画面サイズは8.8インチと、タブレットとしてはやや小柄なサイズ。タブレットをゲーム用端末として見た場合、画面が大きすぎるのも困りもの。両手で持って操作するタイプのゲームなら重たいとつらいですし、リズムゲームは操作エリアが広すぎると忙しなくなります。そんなわけで8インチクラスの端末がゲーミングタブレットを名乗るのは理にかなっているわけです。

 解像度は2560×1600とかなり高精細で、144Hzのリフレッシュレートに対応。あとは表示遅延とか入力遅延がどの程度かが気になるところですね。

 このほか、USBポートの規格はUSB 2.0ではなく高速なUSB 3.1 Gen1。DP Altモード対応により、映像を外部モニターに表示させることも可能です。

 バッテリー容量は7300mAh。タブレット全体で見れば少なめですが、8.8インチと小柄なタブレットとして見ればまあこんなもんです。公式発表によれば、60fps/中設定の原神がおよそ5-7時間プレイできるとのこと。逆充電にも対応し、ワイヤレスイヤホンなどを簡単に充電することができます。20Wでの充電に対応し、USB PDで20Wの出力に対応する充電器も同梱されます。

 発売記念価格は3万7999円。数量限定となっており、競合の同クラス製品よりも25%お得な値付けであることを謳っています。実際、タブレットだけでなくスマートフォンでも、およそ4万円弱という値段でこの性能のSoCを搭載している端末は見かけません。

 有名メーカーから出ているタブレットとして4.4万円と比較的安価かつコスパが良いPOCO Padでも、搭載するSnapdragon 7s Gen 2のAnTuTuベンチマークは60万点強と遠く及びません。詳細な検証を待つ必要はありますが、明確な欠点がなければ唯一無二の低価格ゲーミングタブレットとしておススメできる製品と言えるかもしれません。今後の情報に期待したいところ。

OS Android 14 (ALLDOCUBE OS 3.0 Lite)
SoC Snapdragon 7+ Gen3
メモリ 12GB
容量 256GB
画面 液晶 8.8型 2560×1600
最大144Hzリフレッシュレート
カメラ 1300万画素
インカメラ 500万画素
電池 7300mAh 20W有線充電
寸法 208.2×129.6×7.9mm、重さ335g
その他 6軸ジャイロ搭載、Widevine L1対応、Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.4対応
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